環境に配慮しながら「公園ピクニック」を楽しむには?おすすめの持ち物やポイントも

公園ピクニック

キャンプやグランピングなどに行きたいけれど遠くへ行く時間がない、近場で自然を楽しみたい、という人も多いと思います。忙しい日常生活の中でも、少しの時間を見つけて、公園へ行ってみませんか。忙しい中でも、おうちや職場の近くの公園だったら行けるかもしれません。今回は公園ピクニックを楽しむ際のポイントや、おすすめの持ち物をご紹介します。

公園ピクニックとは?

公園ピクニック

ピクニックとは、自然豊かな場所へ出かけ、野外で食事などを楽しむことをいいますが、街から自然豊かな場所まで移動するとなると、時間がかかり大変です。そこで、街の中にある公園を利用すれば、時間を取らずに気軽にピクニックができます。公園ピクニックは、日常生活の中で、ちょっとだけ公園に立ち寄りピクニックの気分を楽しんだりと、本格的なピクニックより気軽に楽しむことができます。食事の時間がとれなくとも、コーヒー1杯の時間でも、リフレッシュした時間となりおすすめです。もちろん休日には、持って行くものをそろえてのんびり過ごせばより充実した時間となります。

ピクニックをする公園を選ぶ際のポイント

公園ピクニック

環境に配慮しながら公園ピクニックを楽しむ際に、事前に次の3つのポイントを考えてみてください。

  • 生活圏内の公園を探す
  • 少しの時間で立ち寄るには、移動時間に負担がかからないような身近なエリアで探すことをおすすめします。休日に行く場合は、もう少し範囲を広げてみてもOK。

  • 広場などがある公園を探す
  • 芝生広場、水辺、木陰などほっとできる場所がある公園が最適です。ベンチやガゼボ(※)などの利用もおすすめです。
    ※ガゼボとは、西洋風の屋根の付いたベンチのことです。日本庭園では東屋があります。

  • 公園周辺のショップなどをリサーチする
  • 現地で買い足せるように、マイカップやマイ容器に対応しているお店があるかを事前に確認してみましょう。

公園ピクニックを楽しむための持ち物チェック

休日には、ゆっくり時間を楽しむためのアイテムを持って公園ピクニックへ出かけてみましょう。まったりのんびり過ごせ、至福の時間が味わえます。ここでは環境に配慮したアイテムや、アイテムを選ぶ際のポイントをご紹介します。

レジャーシート

公園ピクニック
レジャーシートというと、ビニールシートが一般的ですが、サステナブルな素材として、ゴザや布製、紙製のシートなどがおすすめです。最近は、乾かせば何度も使える再生紙でできたレジャーシートなどもあります。

お弁当

お弁当箱
プラスチックフリーのお弁当箱は、昔ながらの曲げわっぱやステンレス製、新しいものまでいろいろあります。おにぎりをラップで包む代わりにシリコンパックにいれて持っていくというのも簡単で良いですよ。

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おやつ

公園ピクニック
手作りのおやつや、量り売りで購入できるバルクショップの利用もおすすめです。シンプルにおうちにあるナッツ類やフルーツなどを食べる分だけ持って行くというだけでも十分に楽しめます。できるだけゴミが出ないように少しの工夫が大切です。

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カトラリー

公園ピクニック

マイ箸などのカトラリーセットは、ピクニックの時だけでなく日常的に使えて便利です。使い心地や、持ち運ぶのに負担にならない軽量のものを選ぶのがポイント。また、カトラリー専用のケースがあると持ち運びも簡単です。

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水筒

水筒
水筒は、機能性や安全性に優れただけでなく、デザインとしてもおしゃれなものが多くあります。日常的に水筒を使うようになると、ペットボトルを買う必要がなくなるので経済的でおすすめです。

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日焼け止め

日焼け止め
日焼け止めは、自然由来のもの、肌に優しいものがおすすめです。海の生き物や環境に配慮し紫外線吸収剤を使用していないものや、使用済み容器の回収をおこなっているメーカーなどがあります。

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虫よけ

虫よけ
虫よけは、自然由来で作られたものがおすすめです。アロマオイルを使って手作りも可能ですので、チャレンジしてみてください。自分の好きな香りで作ることができるのも嬉しい点です。

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その他

暑さ・寒さ対策(うちわやブランケットなど)、ウエットティッシュ、タオルなど、季節や場所に合わせて持ち物を考えてみてください。また、ピクニックで出たごみは持ち帰れるよう、ごみ袋の準備も忘れないようにしましょう。

環境を意識した工夫

環境に優しい素材で作られた商品を購入する以外にも、おうちにある物を持って行くということも、環境に配慮した工夫になります。本当に必要なものか、おうちにあるもので使えるものがないかなど、購入する前に一度考えてみることも大切です。ピクニックをもっと本格的に楽しみたいという人には、キャンプ用品のレンタルサービスもおすすめです。アウトドア用の折りたたみができるイスやテーブルなども便利です。

子どもと一緒に公園に来た際は、帰る前にごみ拾いをゲームにしてみても面白いでしょう。ごみを拾いながら、宝探しをしたり、どんなごみが多いかを親子で話し合ってみたらいろいろな気づきがあるかもしれません。

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おわりに

忙しい毎日の合間に、公園でピクニック気分を味わってリフレッシュすると、ストレス解消にもなりおすすめです。さらに、環境に優しいアイテムを使ってみると、より自然になじんでいるようで嬉しい気持ちになります。お気に入りの公園やスポットを探してみてください。

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中池 梓

現在は子育てに奮闘しながら、頑張り過ぎずエコで優しい生活を目標に田舎暮らし。最近の趣味は、小説の深読み(植物が登場する作品に限る)。参考文献などを読みあさり自己流に作品を分析してマニアックに楽しむことにはまっている。