夏バテ対策には香味野菜を!箸が止まらなくなる「ごはんのおとも」の超簡単レシピを紹介

しそとみょうが

梅雨が明けたと思ったら、ぐんぐん気温が上がり、暑い日が続いています。気温とは逆に食欲は低下し、夏バテにもなりやすい時期。こんなときは香味野菜を使った料理がおすすめです!ほんの少し刺激的な香味野菜は、落ちた食欲を回復させ、夏バテがひどくなるのを防いでくれます。

今回は夏に大活躍!香味野菜を使ったごはんのおともレシピをご紹介します。さらに意外と知らない、香味野菜の下ごしらえと保存のポイントも解説します。

夏バテ対策には香味野菜で食欲増進を図ろう!

そもそも香味野菜とはその名の通り香りが高く、独特の風味を持つ野菜のこと。料理の風味づけに使われることの多い野菜です。香味野菜にはみょうがやしょうが、大葉などが挙げられ、夏に旬を迎えるものも多くあります。これらはさわやかな香りと辛味を持ち、食欲を刺激してくれる頼もしい存在です。

また、最近は外食の機会が少なくおうちごはんが続いていることから、自分の作る料理に飽きてしまっている方も多いでしょう。そんなとき香味野菜を上手に使えば、いつもの料理の風味が変わり、マンネリも打破することができます。香味野菜を「そうめんの薬味」にだけ使うのはもったいない!ぜひいろんな食べ方を試してみましょう。

簡単!香味野菜でごはんのおともレシピ

つづいては香味野菜を使った筆者おすすめのレシピをご紹介します。毎年夏にはヘビロテで作り、家族にも大好評で常に冷蔵庫にストックされているメニュー。もはやレシピと呼べるのかわからないほど簡単に作れるので、料理が苦手な方にもおすすめです。調味料は目安なので、好みに合わせて調整してくださいね。どちらも「ごはん泥棒」なレシピなので、ご注意を!


みょうがをごま油と醤油で和えただけのメニューです。シャキシャキ感が心地よく、ごはんにたっぷり乗せて食べるのがおすすめです。実はクリームチーズとの相性も抜群!角切りにしたクリームチーズを混ぜるとおつまみとしてもおいしくいただけます。

【材料】

  • みょうが 3本
  • 醤油 小さじ1
  • ごま油 小さじ1
  • 白ごま 小さじ1〜(お好みで)

【作り方】

  1. みょうがはよく洗い、しっかり水気を切って千切りにする
  2. 醤油、ごま油、白ごまで和える
  3. 保存容器に入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる

【おいしく作るポイント】
みょうがはできるだけ細くカットすることで、シャキシャキ感をよりしっかりと味わえます。辛味が苦手な方は一度氷水にさらしてアクを抜くとよいでしょう。

大葉のにんにく醤油漬け


こちらも大葉をにんにく醤油で漬けるだけの簡単レシピ。大葉のさわやかさとにんにくの独特の風味がクセになる一品です。ごはんのおともとしてはもちろん、冷奴に乗せたり、刻んでおにぎりの具材にしたりとアレンジも楽しめますよ。

【材料】

  • 大葉 20枚ほど
  • にんにく 1片
  • 醤油 大さじ1
  • みりん 大さじ半分
  • ごま油 大さじ1

【作り方】

  1. 大葉は洗って茎をカットし、1枚ずつしっかりと水気を拭く
  2. にんにくは皮をむいて薄切りにする
  3. 1と2を醤油、みりん、ごま油で漬ける
  4. 保存容器に入れ、冷蔵庫で一晩寝かせる

【おいしく作るポイント】
ちょっと面倒ですが、にんにく醤油が薄まらないように洗った大葉は1枚ずつしっかり水気を拭くことが重要です。にんにくがお好きな方は追加で入れてもかまいません。

香味野菜をおいしく食べよう!保存のポイント

旬の香味野菜はリーズナブルな価格で売られていることも多いものです。思わずたくさん買ってしまったけど、使い切れなかったということもあるでしょう。また、使い慣れていないことから、おいしく調理できなかったなんてこともあるかもしれません。そこで香味野菜をおいしく食べるための下ごしらえと保存のポイントを解説します。

みょうが

みょうがは乾燥を防ぐためラップに包み、ジッパーバッグなどに入れて冷蔵庫に保存しましょう。冷凍する際は丸ごとでもかまいませんが、小口切りや千切りなど使いやすい形にカットしておくと調理にサッと使えます。いずれの場合もラップでしっかり包んでくださいね。

大葉

大葉は湿らせたキッチンペーパーに包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。また、茎を1〜2mmほどカットし、水を入れた保存容器に切り口をつけておくと、より長く保存できます。冷凍する際は千切りにし、保存容器に入れておけばOK。葉がつぶれないよう、ふんわりと盛るように入れるのがコツです。

しょうが

数日以内に使い切る場合はラップでぴっちりと包み、冷蔵庫に保存しましょう。大きめの保存容器にしょうがを入れ、丸ごと水がかぶるようにして冷蔵庫に入れておけば、1ヶ月ほど保存が可能です。冷凍保存したい場合は千切りや薄切り、みじん切り、すりおろしなど使いやすくカットしてそれぞれラップで包んでおくと2週間ほど保存できます。

にんにく

にんにくはカゴなどに入れ、風通しの良い場所で保存しましょう。冷蔵庫のチルド室でもOKです。冷凍する場合は使いやすい形にカットして、小分けにしてラップで包みます。においが強いため、しっかり密閉して保存するように気をつけてくださいね。

香味野菜でおいしく夏を乗り切ろう

みょうがや大葉、しょうがなどの香味野菜は食欲が落ちやすい夏の強い味方です。ほんのちょっと加えるだけで味に変化を与えてくれて、いつものメニューもなんだか新鮮に! 収穫量の多い旬の時期ならリーズナブルな値段で手に入れられるのも助かりますね。今回ご紹介したレシピはとても簡単なので、夏の食卓の一品に加えていただけるとうれしいです。旬の香味野菜を上手に使い、暑い時期を乗り切りましょう。

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。