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お正月に残ったおせちの行方を、考えたことはありますか。新年を彩るおせちですが、売れずに廃棄される「おせちロス」が毎年生まれています。
行き場を失ったおせちは、クラダシやロスゼロで買って、食卓へつなげます。クラダシは例年11月〜12月上旬ごろから特設ページで販売していて、同社の2026年2月の発表によると、2025年12月の1か月で約13,000件を販売しました。ロスゼロは余剰が見込まれるおせちを「おそち」として販売し、2025年は12月12日に販売を始めました。
今回は、おせちロスが生まれる背景と、それを防ぐ取り組みを紹介します。最新の販売期間は、各社のサイトでご確認ください。
おせちロスが発生する背景
お正月のためにていねいに作られたおせちが、なぜ余ってしまうのでしょうか。理由はいくつかありますが、ここでは代表的な2つを紹介します。
需要予測の難しさ
おせちは、需要が年末年始の短い期間に集中します。そのため、どれだけ作ればよいかを見極めるのが難しい食べものです。
家族の人数や好みは家庭ごとに違い、暮らし方も年々多様になっています。買われる量や求められる中身も、毎年少しずつ変わります。作る側・売る側にとって適切な量を読みにくく、余りが出やすい状況が続いています。
余分に作られる現状
受注生産でないおせちは、多めに作られるのが一般的です。売り切れによる販売機会の損失を防ぐため、需要を見越して用意するからです。その分、売れ残りが出やすく、廃棄につながるリスクも高まります。
受注生産であっても、配送ミスや思わぬトラブルに備えて、余分に作るケースが多く見られます。こうした生産の仕組みが、おせちロスを増やす一因になっています。
2025年には、ふるさと納税のポイント還元が10月1日に廃止され、返礼品用のおせちが行き場を失ったとクラダシは説明しています。
おせちロスを防ぐ取り組み
Kuradashi(クラダシ)
クラダシは、まだ食べられる商品を販売し、食品ロスを減らすショッピングサイトです。賞味期限が近い商品やパッケージの印字ミスなど、廃棄されてしまう商品を扱っています。
おせちでは、通常の販路で売れなくなった「ロスおせち」を特設ページで販売しています。
同社の発表によると、2024年12月上旬〜年内に約7,300件、2025年12月1日〜31日に約13,000件を販売しました。2021年12月〜2025年1月末の累計は23,000件以上です。
年明けの2026年2月2日〜4日には、季節が過ぎたおせちを最大80%OFFで販売する「おせちレスキュー」も行いました。
- 販売期間:例年11月〜12月上旬ごろから特設ページで販売(2024年は12月上旬から、2025年は11月から)。最新の販売期間は特設ページでご確認ください
- お届け予定:商品によって異なります
- 注意点:なくなり次第販売終了となります
ロスゼロ
ロスゼロも、おせちロスを減らす取り組みを続けています。一般の予約販売が終わったあとに余剰が見込まれるおせちを、「おそち」として販売するものです。
同社の2025年12月の発表では、2025年は12月12日午後に販売を開始し、年末に配送しました。この取り組みは5年目でした。
2023年1月には、正月明けに余ったおせちも販売しました。
- 販売期間:2026年の販売時期・商品は未発表です。最新情報はロスゼロのサイトでご確認ください
- お届け予定:年末(2025年の例)
- 注意点:なくなり次第販売終了となります
さいごに
年末年始のごちそうが、食べられずに捨てられてしまうのは、少しさみしいと感じませんか。
おせちロスは、環境や経済にも影響する問題です。クラダシやロスゼロの取り組みは、行き場を失ったおせちを食卓へつなぐ、具体的な一歩になっています。
こうした取り組みに関心を寄せることは、伝統の味を大切にしながら食品ロスを減らすことにつながります。今年の年末年始は、レスキューされたおせちを囲んで、新しい一年をゆったり迎えてみませんか。最新の販売期間や商品は、各社の特設ページでご確認ください。
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※2026年10月に本文を更新しました。
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