子どもと環境について学ぶ!映画「マイクロプラスチック・ストーリー」オンラインプレミア鑑賞会開催

プラスチックごみ

「マイクロプラスチック」や「脱プラスチック」といった言葉が世間一般に浸透するようになったものの、自分ごと化できている人はそう多くはない。一体どのような取り組みが行われているのか、自分が一体何ができるかを説明できる人はごく限られるだろう。

そのような方にぜひ観ていただきたいのが、環境問題にフォーカスしたドキュメンタリー映画だ。今回紹介する「マイクロプラスチック ·ストーリー~ぼくらが作る2050年~」は、ニューヨークの小学生が自分たちのチカラで世界を変えていく、感動のドキュメンタリー映画。この度日本語吹替版が完成し、記念にオンラインプレミア鑑賞会とトークイベントが開催される。

オンライン映画上映会

同映画では、ブルックリンの小学5年生たちが、地球規模の新しい環境汚染とされるプラスチック汚染問題を根本から問いただし、身近なところから解決へのアクションを広げてゆく姿を追った長編ドキュメンタリー。2年間の活動のなかで徐々に規模が拡大し、最終的にはニューヨーク市全体を巻き込んだ取り組みへとつながっていく。

日本語吹替版制作にあたっては、全国から公募で集まった578名の子どもがオーディションに挑戦し、声優を務めることに。映画の主旨に賛同した大人の声優も多数応援出演し、大勢のボランティアの想いと協力が集結した。

オンライン映画上映会は2022年1月21日(金)~1月23日(日)の3日間。映画本編はもちろん、特別メイキング映像もセットとなっていて見どころはたっぷり。期間中、映画はいつでも視聴できるため、ぜひ余裕のある時間帯にじっくり見ていただきたい。

また、上映最終日となる23日の10:00〜11:30には、佐竹敦子監督と子役声優たち、そして21歳の環境活動家である露木しいなさんをゲストに招いたトークセッションを開催予定。NY市国際映画祭で最優秀短編ドキュメンタリーの受賞経験もある佐竹監督が語る環境教育活動への取り組みは必聴だ。

プラスチック削減に向け、具体的なアクションに取り組むチームが一丸となって完成させた感動のドキュメンタリー。子供と一緒にみるのもおすすめだ。オンライン映画上映会参加後は、ぜひ環境への想いや映画の感想を共有していただきたい。

【参照サイト】「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらが作る2050年~」公式サイト
【参照サイト】マイクロプラスチック ・ストーリー吹替版予告編
【参照サイト】佐竹監督のプロフィール

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河端 麻紀

愛知県で働く30代のフリーランスライターです。旅行関連の記事を得意としています。SDGsについては現在勉強中で、働きがいも経済成長も感じられる社会を目指しているところです。休日は映画鑑賞とジョギングを楽しんでいます。