4月22日は、地球環境について考える「アースデイ(地球の日)」です。アメリカの上院議員が4月22日を地球の日であると宣言したことで始まったアースデイは、現在では民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、世界175カ国、約5億人が参加する世界最大の地球環境イベントになっています。
日本では4月17日(土)から25日(日)までの9日間、「アースデイ東京2021」が開催されます。2001年に始まったアースデイ東京は、代々木公園でのフェスティバルを中心に活動しています。今では当たり前となった「エコ」や「オーガニック」「サステナブル」といった概念をさまざまな領域に浸透させてきました。また、自然エネルギーの普及やゴミを出さないイベントのあり方を提示するなど日本における環境活動の先頭に立ってきました。
コロナ禍の影響を受けた昨年は、オンライン開催で新しい可能性を拡げました。今年は「NEW HELLO!~新しいつながり、新しい当たり前」をキャッチコピーに、代々木公園やミヤシタパーク、銀座など複数の会場とオンラインを掛け合わせた新しい形態で開催します。
毎年、アースデイの4月22日には、世界で一斉に環境アクションが実施されています。今年は、バイデン米大統領が、気候サミットの首脳会議を主催したり、米電気自動車メーカー「テスラ」のCEOイーロン・マスク氏が、二酸化炭素削減技術の開発を競うコンテストのガイドラインを発表したりするなど、世界的に注目が高い一日になりそうです。
環境問題は、この地球に生きる私たち一人ひとりの問題です。今年は、実際に会場に足を運ぶことも、オンラインでも参加できるアースデイ東京。東京に住んでいる方も、そうでない方も、アーティスト達のライブパフォーマンスを楽しみながら、世界中の人々と一緒に地球環境について考えてみませんか。
【ウェブサイト】アースデイ東京2021
森野 みどり
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