恵方巻は「作る」で食品ロス削減!産直サイト「OWL」が節分特集を企画

恵方巻

今年も2月3日の節分が近づいてきた。節分と言えば豆まき、そしてすっかり定番となった恵方巻だ。海鮮や野菜をクルクルと巻いて味わう恵方巻は見た目や味こそ良いものの、日持ちしないために毎年大量廃棄が問題となっている。

この問題を受け、2019年には農林水産省が「恵方巻きのシーズンを控えた食品の廃棄を削減するための対応について」を発出。現在、小売業者は受注生産や予約販売のスタイルを取ったり、食べやすくて価格も手頃な少量サイズの強化を図ったりと、さまざまな施策に取り組んでいる。

そんななか、レッドホースコーポレーション株式会社は、恵方巻を「買う」のではなく「手作り」を推進している。地域産業支援・活性化やウェルネス事業を得意とする同社が運営する農畜水産物の産直サービス「OWL(アウル)」には、2021年12月20日(木)より、恵方巻を手づくりする際におすすめの食材や、節分の関連食材を集めた特集ページが開設されている。

福光
サイト上では、恵方巻に欠かせない「卵・海鮮・海苔」を中心とした、さまざまな食品が紹介されている。陶芸の町、益子のたまご屋さんの卵や、静岡県藤枝市で新鮮な海産物を取り扱う「福光」のマグロ、有明海産の全形「海苔」など、人気商品が目白押しだ。

購入希望者には採れたての食材を農家・漁師自身が発送するOWLのスタイルでは、直送ならではの格別な味や新鮮さを楽しむことができる。さらに、生産者と消費者がオンライン上で自由にやり取りできる点もOWLの魅力。購入希望者は生産者に質問を投げかけ、納得したうえで購入できるため、きっと満足できるはずだ。

恵方巻を手づくりする人を増やして小売業界の需要コントロールを容易にし、恵方巻の大量廃棄問題を少しでも減らしていくのが同社の狙い。お気に入りの新鮮な具材を好きなだけ巻いて恵方巻を手作りすれば、きっと例年よりも楽しい節分になるだろう。

【参照サイト】食べたい具材で作る!手づくり恵方巻|OWL
【参照サイト】OWL公式サイト
【参照サイト】レッドホースコーポレーション株式会社公式サイト
【参照サイト】季節食品のロス削減 農林水産省

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河端 麻紀

愛知県で働く30代のフリーランスライターです。旅行関連の記事を得意としています。SDGsについては現在勉強中で、働きがいも経済成長も感じられる社会を目指しているところです。休日は映画鑑賞とジョギングを楽しんでいます。