ワンオクTaka共同プロデュース、人と地球に“15のイイコト”が集まるオーガニックスーパー「15/e organic」が表参道に誕生

15/e organic

表参道の隠れ家的な場所に、新しいオーガニックスーパー「15/e organic」が誕生しました。本プロジェクトは、ONE OK ROCKのボーカル、Taka(以下 Taka)と、株式会社ONPA JAPANの代表取締役恩地佑亜氏(以下 恩地氏)が共同で立ち上げたもので、同い年の2人の「100%自然由来」へのこだわりが随所に反映された、これまでにない新しいオーガニックスーパーです。

設立の背景には、Takaと恩地氏の個人的な経験と、オーガニックへの深い洞察があります。オーガニックやヴィーガンなど、食の選択肢が多い米国で暮らすTakaは、アメリカでの生活を通じて、食の選択が人々の健康に及ぼす影響の大きさに気づきます。一方、恩地氏は30歳を過ぎた頃から、自身の食生活の見直しが必要だと感じ、オーガニック食品への関心を深めました。そんな二人が理想とする理想のオーガニックスーパーが日本で見つからないことから、自らの店を立ち上げることを決意しました。

15/e organic

ミュージシャンという仕事柄、生活リズムや食生活が乱れてしまうことも少なくないです。だからこそ「体の土日(週休)」を設け、週2回でも健康な食事を取るようにしています。(Taka)

今回は、3月3日に一般公開が予定されている、表参道の「15/e organic」のオープンイベントに参加しました。渋谷にあるとは思えない、緑に囲まれたな外観の店内の様子と、Takaと恩地氏の本プロジェクトへの思いなどをレポートします。

100%を追求する、オーガニックへのこだわり

15/e organic

100%にこだわるためには120%の努力が必要。15/e organicの商品開発ではそれをやり切ったと思う(Taka)

「15/e organic」では、全ての商品が100%天然由来であることにこだわっています。店内には、自然農法など地球に優しい農法で育てられた野菜や果物まで、厳選されたオーガニック商品が揃います。特に注目すべきは、開発に2年半を費やしたオリジナルのシャンプーです。原材料に徹底的にこだわり、100%天然由来成分・植物由来成分のみ使用。「手触り」「保湿感」「香りの持続性」など、ヘアケアアイテムとしての効果についても納得いくクオリティのシャンプーができました。「天然由来100%に徹底してこだわったため、実現が難しいのではと不安を覚えた時もありました。でも。使う人にとって本当に良いものを提供したいという思いで妥協はせず、時間はかかりましたが、自信を持ってお勧めできるシャンプーが完成しました」(恩地氏)。

管理栄養士によるカウンセリング

15/e organic

店内のスタッフさんは全員管理栄養士の有資格者。店内の食材を使ったおいしくて体にやさしい料理を教えてくれる。

店内では、管理栄養士が顧客一人ひとりに合わせた栄養カウンセリングを提供しています。この取り組みは、単にオーガニック商品を販売するだけではなく、来店した人のウェルビーイングをサポートすることを目的としています。店内で販売予定のランチボックスやおやつには、実際に店頭で販売している食材を使用しているので、使い方の参考にもなります。

生産者と一緒により良い未来を創る場所

15/e organic

店内で取り扱うのは、実際に産地を訪ね歩いて見つけてきた、こだわりの食材。イベント当日の店内は、焼き芋の甘い匂いで満たされていました。

「15/e organic」では、全国の生産者と直接連携し、信頼できるオーガニック商品のみを仕入れて提供しています。Takaと恩地氏は、生産者との強い絆を大切にし、商品一つひとつに込められたストーリーを生活者に伝えることを重視しています。「生産者の情熱と、彼らが大切に育てた製品を直接お客様に届けることができるのは、このプロジェクトの大きな魅力の一つです」とTakaは強調します。また、自然農法など環境に配慮した農法で栽培した野菜を仕入れていることも、人や地球の未来にとってポジティブな影響を与える取り組みの一つです。

築40年の古民家をリノベーションしたクリエイティブな空間

15/e organic

玄関のドアはイギリスから取り寄せたヴィンテージ。開放的な吹き抜けには尾藤祐子氏のグリーンアートが設置されている。

「15/e organic」の店舗は、表参道にあった築40年の木造の一軒家をリノベーションして作られました。古い物を壊して新しい建物を建てるのではなく、その街にずっとあった場所を活用することで、地球環境へのやさしさと温もりが感じられる心地の良い空間です。イギリスから取り寄せたヴィンテージのドアや、尾藤祐子氏によるグリーンアートの作品など、内装にもこだわりが感じられます。これらは、Takaのクリエイティビティが反映されたもので、訪れる人々に新しい発見を提供しています。

この場所を拠点に未来をつくる

15/e organic

「15/e organic」は、オーガニック製品を通じて、より良い未来への一歩を踏み出す場所として、持続可能な生活様式を探求し、実践するためのプラットフォームを提供していきたいとのこと。「良い意見も悪い意見もあると思いますので、それらをどんどんいただいて、みなさんと一緒に、この新しいオーガニックブランドを作り上げていけたら嬉しいです」(恩地氏)。

「15/e organic」は、オーガニックへのこだわり、健康とウェルビーングへの配慮、そして独自のクリエイティビティが融合した、まったく新しいタイプのオーガニックスーパーです。「僕たちもこの場所を基盤として、もっともっと色々な考えを発信していくので、その考えに共感していただける方は、ぜひお店に遊びにきてください」とTakaが言うように、ここがただの買い物場所ではなく、新しいライフスタイルを提案する場になることを期待しています。

Makuakeの応援購入プロジェクト

Makuakeでは3月3日に予定されている、お店の一般公開に先駆け、「15/e organic」の応援購入プロジェクトを開催しています。

期間:2024年2月1日(木)~2024年2月28日(水)
応援購入例:ヘアケア シリーズ (キンモクセイの香り)スターターセット&有料会員券1年間分、テイクアウトメニュー回数券!【3回分】など
プロジェクトページ:ワンオクTaka共同プロデュース|オーガニックスーパーが表参道に誕生!

Takaと恩地氏の本プロジェクトにかける想いをより詳しく知りたい方は、今回のプロジェクトの詳細を熱く語っている2人のインタビュー記事もチェックしてみてください。

取材後期

取材の中で、30代になり、ミュージシャンとして最高のパフォーマンスを続けるためにも自身の体の状態や健康への意識が高まったというTakaさん。とはいえ、ツアーバスでの移動も長く、毎日健康的な生活が送れるわけではないとのこと。それでも、無理のない程度に、週に数日「体の土日(休日)」を設け、良い食事を取り入るようにしているとのお話に、思わず「それならできそう」と思いました。

また、オーガニック志向のスーパーが日常の選択肢としてある米国に比べて、まだまだ食のチョイスが少ない日本の現状に、それなら自分たちからムーブメントを起こそう!と立ち上がったTakaと恩地氏。そのポジティブなエネルギーに、この場所から、何か大きなうねりが生まれるのではないかと期待を覚えました。

そしてなんと言っても、店内で試食したスムージーやテイクアウトフードが、素材の味が生かされていて、おいしい!これらは「薄味が好み」というTakaさんの厳しいチェックをパスしたものだそう。もちろん、使われている食材は店内で購入できます。

お店の一般公開は3月3日の予定ですが、表参道に足を運んだ際には、ぜひこの新しい風を感じてみてください。

【参考記事】【独占取材】ONE OK ROCK・Takaが共同プロデュースするオーガニックスーパー「15/e organic」の全貌(前編)
【参考記事】【独占取材】ONE OK ROCK・Takaが共同プロデュースするオーガニックスーパー「15/e organic」の全貌(後編)
【参考ページ】ワンオクTaka共同プロデュース|オーガニックスーパーが表参道に誕生!

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Life Hugger 編集部

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