まだ食べられるのに廃棄されるフードロスへの対策や、地元産のものの購入を推奨する地産地消など、食にまつわるサステナブルな取り組みが注目されている。食は毎日のことだからこそ、私たち一人ひとりが意識的に行うことが、より人と環境に優しい持続可能な世界へ移行していくカギとなるだろう。
そうしたなか、一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会は、2030年に向けた未来のレシピを考えるコンテスト「Creative Chefs Box 2030 Vol.3」を、2023年9月16日(土)から世界食料デーの10月16日(月)まで開催。それに伴い、未来のレシピを公募すると発表した。
この企画では、持続可能な社会に貢献するため、次世代の料理人がクリエイティブな視点で考え、解決策としての「未来のレシピ」を募集する。
第3回目となる今回は、これまでよりさらに若い30歳以下の調理師養成施設の学生(高等学校・短期大学・大学・専門学校など)・調理師・料理研究家などを対象に、全国に門戸を広げるかたちに。食のサステナビリティで地域活性化するにはどうすればよいのか、解決策として未来のレシピを募集する。
■ コンテストスケジュール
1.説明会:9月15日(金)15:00〜15:30 Zoomにて開催。
*申込は「Peatix」ページより
2.レシピ公募期間:2023年9月16日(土)〜9月30日(土)
3.ファイナリスト発表:2023年10月16日(月)(世界食料デー)
4.受賞者発表会:2023年10月24日(火)Zoomの特設サイトにて開催
■ 評価ポイント
テーマに沿っているかどうかに加え、以下3つのポイントを評価。
・サステナビリティ「変える力」:従来までの調理方法に対して、どのくらいサステナブルか
・クリエイティビティ「伝える力」:ストーリー性、メッセージ性に優れているか
・見た目「魅了する力」:調理テクニックが伴っているか、盛り付けが魅力的か
■ 受賞者発表方法と表彰
オンライン特設サイトにて、以下3種類の優秀賞を発表する。
・最優秀賞:1名「2泊3日のサステナブルな食旅」
愛媛県の四万十川源流のほとりにある「森の国CAMP-US」への2泊からの滞在・森の国TESTKITCHENの利用&自然農法を学ぶ森の国の食旅ツアー(1組2名)。
・特別協賛賞:MATSURI賞1名、ごみの学校賞1名。
・審査員賞:各審査員から1名。
志があれば料理人としての実績が少なくても、学生でも応募できるコンテスト。持続可能性に加え、クリエイティビティや見た目も審査ポイントとなる。次世代シェフを目指す人には、ぜひ参加していただきたいイベントだ。受賞レシピにも大いに期待したい。
【参照サイト】Creative Chefs Box 2030 Vol.3
mia
最新記事 by mia (全て見る)
- 不用品は捨てずにリサイクル!おすすめのフリマアプリや人気のオークションサービス5選 - 2024年11月14日
- 子ども服の宅配買取サービスおすすめ8選!捨てるにはもったいない服を循環させよう - 2024年11月14日
- 【2024年・古本買取サービスまとめ】宅配買取や出張買取もあるサービス7選 - 2024年11月8日