手軽に楽しめる緑茶おすすめ7選!無農薬や生分解性ティーバッグも

緑茶

ブレイクタイムにゆっくりと緑茶を飲むと、そのフレッシュな香りに癒されますよね。今回は、自然への負荷がなるべく少なく、持続可能性のある栽培や販売方法をしている製茶メーカーやブランドの緑茶を集めてみました。

ポイントは国産であること、栽培方法がオーガニックや無農薬であること、そして生分解性のティーバックを使っているものの3つ。それぞれ2つ以上が含まれたものを選びました。

1.屋久島八万寿茶園「有機緑茶 ティーバッグ」|鹿児島


1993年に世界自然遺産に登録された屋久島で、南国の太陽のもと完全無農薬のお茶を作りつづける、屋久島八万寿茶園。
島の東側で愛子岳の麓、自然の恵みをたっぷり受け取ることができる環境に茶畑を持っています。

2001年には、茶工場と茶畑を含む全域で有機JAS認定を取得。農薬、化学肥料を一切使用せず、自然肥料のみで栽培する素朴で慈味あふれる味わいが特徴です。

「有機緑茶 ティーバッグ」はひとりで、美味しいお茶を飲みたいときにピッタリ!ティーバッグは、土に還るトウモロコシ由来の生分解性素材を使ったテトラ型です。

【公式サイト】屋久島八万寿茶園

2.丸七製茶株式会社「プレミアムティーバッグ『前代未聞』」桐箱入り」|京都


※画像はTEA ARTISAN CRAFTEDより引用。

1907年に創業した丸七製茶は、日本茶を用いたさまざまな商品製造を行うOEMメーカーです。

2022年12月に「世界でいちばん濃い緑茶ティーバッグ」として発売を開始した「前代未聞」は、最高級グレードの茶葉を急須なしで手軽に楽しむことができるティーバッグです。ティーバッグとはいえ、美味しさを探求して作られているため本格的な味わいです。
またティーバッグには生分解性の、自然環境に優しい素材を採用しています。

洗練された、高級感のある桐箱入りのお茶なので、贈答品としてもおすすめですよ。

【公式サイト】丸七製茶株式会社

3.伊藤園「お~いお茶 緑茶」|京都


※画像は伊藤園より引用。

「お~い お茶」で知られる伊藤園からも、生分解性素材のティーバックが販売されています。
2020年の4月に日本で初めて(※)植物由来の生分解性フィルターを採用し、今までの定番商品がエコフレンドリーなティーバッグに生まれ変わりました。ティーバッグのパッケージにも紙素材を使用することで、プラスチック使用量の削減に貢献することを目指しています。

(※)マチ付きシングルチャンバーティーバッグとして日本初

【公式サイト】伊藤園

4.無農薬茶の杉本園 紐付き「煎茶ティーバッグ」|静岡


※画像は無農薬茶の杉本園から引用。

静岡県の牧之原台地で代々続くお茶農家、家族経営の杉本園。
オーガニックが今ほど浸透していなかった1993年より無農薬・有機栽培へ転換し、2011年にはすべての畑を有機肥料も不使用、雑草を生かした自然栽培へ移行しました。有機JAS認証も2001年より継続して取得しています。

その飲みやすさからも、食事にもおやつにも合うお茶です。

【公式サイト】無農薬茶の杉本園

5.樽脇園「有機茶 川根茶 ドリップティーセット」|静岡


※画像は樽脇園オンラインストアより引用。

東京スカイツリーと同じ高さ、標高630mの高冷地にあり、茶葉の栽培から加工までを一貫して行う樽脇園。昼夜の寒暖差が10℃以上と大きく、適度な日光と霧による水分に恵まれた環境は、香り高く美味しいお茶作りに適しています。蒸し時間の短い、浅蒸し茶が特徴です。

自然本来の茶栽培のあり方を取り戻すべく、1990年に無農薬栽培をスタート。今でもずっと農薬を使わない栽培を行っています。その後、2002年より国が定める有機栽培(有機JAS認定)が開始された年に、認定を取得しています。
環境の豊かな自然を生かし、さらに土壌づくりに力を入れているため、樽脇園のお茶は生命力に溢れているのです。

ドリップティーは、ティーバッグとは異なり、リーフ(茶葉)を細かくせずに、そのまま使用しているので、薫りを楽しめます。

【公式サイト】樽脇園

    商品の詳細を見る:樽脇園
    金額:1080円(税込)

6.善光園「ティーバッグS 彩香(さやか)」|静岡


※画像は有機・自然栽培のお茶【善光園】から引用。

いかに自然に近づけるか、作物本来の力を引き出せるかに注力した、家族で営む無農薬栽培の善光園。1993年に無農薬栽培をスタート、一年を通して無農薬で栽培することができたのが1996年。そこから土壌も本来の姿を取り戻し、畑に鳥や虫が訪れるようになります。

冬のあいだに栄養を蓄えた柔らかいうま味を持つ新茶。その一番茶のみを採用したのが、最上級の深蒸し緑茶のテイーバックシリーズ「彩香(さやか)」です。善光園のこだわりのひとつである弱火入れ製法で仕上げることで、さわやかな緑の香りが楽しめる一杯に。

またティーバッグを有機認証の工場で加工していないため、有機JASマークがなく、その分通常よりリーズナブルな値段の設定になっています。

【公式サイト】善光園

7.中井製茶場のお茶 有機栽培 煎茶ティーバッグ|京都


※画像は煎茶 中井製茶場から引用。

宇治茶の名所・和束にある家族経営の中井製茶場。その歴史は長く、元禄時代より代々受け継いできた自社農園を持っています。雑木林に囲まれた山の斜面を利用した畑で、有機・無農薬のお茶を栽培しています。葉っぱやミミズなどは土壌を活性化してくれるからと、自然のサイクルそのままの環境で育てられる贅沢なお茶は、生命力に溢れているよう!

また年に一度、有機栽培であることを証明する「JAS認定」「JONA認定」「OCIA認定」を受け、継続的に健やかな自然環境を保っています。

中井製茶場の「有機栽培 煎茶ティーバッグ」は、マイボトルにポンと入れておくだけで豊かな香り、本格的な味わいが楽しめます。

【公式サイト】中井製茶場

    商品の詳細を見る:楽天Yahoo
    金額:972円(税込)

今回紹介したのは、簡単に本格的な味わいが堪能できるティーバッグやドリップばかりです。日々の習慣に、少しだけ人と環境に優しい選択肢を。気になるアイテムがあればぜひチェックしてみてくださいね。

【関連ページ】有機野菜やオーガニック食品が買える!おすすめの自然派ネットスーパー15選

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mia

旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ ・アロマ検定一級 | バックパックに暮らしの全てを詰め込み世界一周。4年に渡る旅の後、AUSに移住し約7年暮らす。移動の多い人生で、気付けばゆるめのミニマリストに。 ライターとして旅行誌や情報誌、WEBマガジンで執筆。現在は自然に沿った生き方を実践しながら発信中。地球と人に優しい暮らしのヒントをお届けします。