ここ最近、「代替肉」や「ベジタリアン」、「ヴィーガン」といった言葉を耳にする機会が増えてきた。最近は大手企業がヴィーガンフード市場に参入を進めており、植物性の代替肉は、今後もますます注目が集まりそうだ。実際にスーパーでも、大豆から作られた挽肉や、動物の肉を使っていないハンバーグなど、代替肉を使った商品を見かける機会が増え、実際に手にしたことがある人も多いのではないだろうか。
そんななか、世界が注目する日本の代替肉ブランド「ネクストミーツ」が、豚肉を代替肉で再現した食品「NEXTポーク(ネクストポーク)」の商品化を発表した。
同社は、気候変動問題と食料危機の課題解決を目指す日本発のフードテックベンチャーで、今年3月に世界のVegTech企業21に日本企業で唯一選出された注目の企業だ。これまでも世界初の焼肉用フェイクミート「NEXT焼⾁」シリーズや、100%植物性の⽜丼「NEXT⽜丼」、また鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などを販売しており、どれも本物の肉さながらの食感やジューシーさに定評がある。
今回、多くの消費者から要望を受けて商品化となった豚肉タイプは、日本食として馴染み深い「生姜焼き」として、10月に国内で先行して冷凍販売される予定だ。
環境保護の観点だけでなく、栄養面・動物倫理といった点からも、今後さらなる発展が期待される代替肉。本物の肉の味や食感は得られないだろうと、代替肉に抵抗を感じていた人には、ぜひネクストミーツの製品を試してみてほしい。一度食べてみれば、これまでの植物性代替肉へのイメージが変わるかもしれない。
【参照サイト】ネクストミーツ株式会社
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河端 麻紀
愛知県で働く30代のフリーランスライターです。旅行関連の記事を得意としています。SDGsについては現在勉強中で、働きがいも経済成長も感じられる社会を目指しているところです。休日は映画鑑賞とジョギングを楽しんでいます。
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