高齢者が活躍!地域活性化のモデルとなるカフェ「Belle Pot あしや」オープン

芦屋市

兵庫県芦屋の市民センターに2024年1月28日、「Belle Pot あしや」がオープンし、クラウドファンディングを実施中だ。

今回カフェをオープンするこの場所は、昨年の5月まで「キッチンカフェなりひら」というカフェレストランだった。高齢者になっても働ける、生きがいを感じられる場所だったが、コロナ禍の影響を受け惜しまれつつ閉店したこの場所を、なんとしても残したい!と立ち上がったのが、総勢約20名の元キッチンカフェなりひらスタッフだ。

まず「一般社団法人ブランディング芦屋」を設立、その会員で一丸となり、よりよいカフェとして再始動するために奮闘してきた。

同カフェでは「市民参加型の“みんな”で創る 憩いの場」をコンセプトに、5つの目的を掲げている。

1:子ども連れからお年寄りまで誰もが気軽に集える「憩いの場」を提供する
2:利用者の情報交換だけでなく市民の声が発信できる情報発信基地の機能を備える
3:何歳になっても活躍できる、市民参加型のみんなで創る「憩いの場」にする
4:エコ、フードロス等社会問題の解決に貢献する
5:市民と企業の連携、市民・芦屋市の連携を促進する
芦屋市

店内には子育て世代が気兼ねなく寛げるスペース、車いすのまま着席できるスペースなど誰でも気軽に利用できる工夫がされている。

また店内のアンテナショップは、地元芦屋や兵庫県のおいしいものを発信するスペースとしている。

メニューは、定番メニューとしてキッチンカフェなりひらの人気メニューを復活させるのはもちろん、芦屋のイタリアンレストラン「BOTTEGA BLU.(ボッテガブルー)」のシェフの監修のもと、パスタをはじめとする新たなメニューを順次追加していく。

さらに著名なパティシエ監修の新たなケーキや、立命館大学食マネジメント学部とのコラボも予定している。

「Belle Pot あしや」は、現在クラウドファンディングで運営資金を募っている。リターンには、カフェの利用券など、魅力的な特典が用意されている。

クラウドファンディングは、今年3月末まで続く。高齢化が進む日本の社会で、年齢を気にせず働ける環境は、それだけでも活気のある街づくりのモデルになりそうだ。

【参照サイト】市民参加型”みんな”で創る憩いの場【Belle Pot あしや】を盛り上げたい!
【関連ページ】兵庫・芦屋のボッテガブルーで楽しむ、サステナブルなイタリアンをレポート!

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mia

旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ ・アロマ検定一級 | バックパックに暮らしの全てを詰め込み世界一周。4年に渡る旅の後、AUSに移住し約7年暮らす。移動の多い人生で、気付けばゆるめのミニマリストに。 ライターとして旅行誌や情報誌、WEBマガジンで執筆。現在は自然に沿った生き方を実践しながら発信中。地球と人に優しい暮らしのヒントをお届けします。