木を食べる新ブランド「木(食)人」がローンチ、第一弾「木から作ったドリンク」が誕生。

3本のワイン

「森の食用化」に取り組んでいる組織がある。自然教育プログラムや、フードプロダクトの開発を行う「TŌGE(トウゲ)」と、軽井沢・岐阜・高知をはじめとする各地に研究拠点を持ち、全国の里山に眠る植生の「食材」としての可能性を発掘する「日本草木研究所」が立ち上げた、木の食用化を目指すブランド「木(食)人(もくしょくじん)」だ。

そんな木(食)人が第一弾企画として、木の香りを抽出したフォレストソーダと、トニックやほうじ茶など、好きな割り方を楽しめるフォレストシロップを数量限定で販売する。

今回、生産の舞台となったのは、日本を代表する避暑地・軽井沢の離山(はなれやま)だ。自然溢れる離山に生息する、もぎたての香木を用いたノンアルコールドリンクは、シトラスやベリーのように華やかかつ爽快で、甘い香りがかぐわしい。「飲む森林浴」とも言われるこのフォレストシロップは、精神安定効果も期待できそうだ。

森の風景

環境の変化に合わせて、新たな嗜好品の開発を行う木(食)人。人と森の新たな関係性を築くと共に、里山の持続的な管理も実現することができる新しいブランドだ。

【参照サイト】木(食)人
【参照サイト】日本草木研究所
【参照サイト】TOGE

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河端 麻紀

愛知県で働く30代のフリーランスライターです。旅行関連の記事を得意としています。SDGsについては現在勉強中で、働きがいも経済成長も感じられる社会を目指しているところです。休日は映画鑑賞とジョギングを楽しんでいます。