SDGsを意識した食事と言うと、ヴィーガン向けのストイックなメニューを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。しかし、決してそんなことはない。私たちが普段口にしている定番メニューも、工夫次第でSDGsへの貢献が可能となる。
2021年11月にグランドオープンを迎える「食の複合施設『GOOD EAT VILLAGE(グッド・イート・ヴィレッジ)』」の1Fに位置する、カフェ&マーケット「PUBLIC HOUSE(パブリック・ハウス) Yoyogi Uehara」が提供するメニューは、その好例だ。
「食」を通じた多様でサステナブルな社会の実現を目指す同店は、「愛すべき食を未来へつなぐこと」をテーマに、アップサイクルにも積極的に取り組んでいる。
具体的には食品ロスのパンを用いたビール「パンからつくったペールエール」やパンの発酵技術を最大限に活かした「生地の耳までおいしい」ピザなどを提供することで、食品ロスの削減を目指しているのだ。
さらには、店内で使用する椅子には地球環境に配慮した国産メーカー「カンディハウス」を採用。また、洋服を作る際に出た余剰生地を使用したエプロンを着用することで、食品以外の資源の削減も期待できるのだ。
もちろん、味もお墨付き。「どっさりケールとジェノベーゼ風大葉ペースト」は、大葉の香りと味わいを詰め込んだ無添加のジェノベーゼ風大葉ソースをベースに、たっぷりのケールをのせたもので、やみつきになること間違いなし。
ほかにもフルーティーな尼崎ワンダフルソースでつくる「尼崎ワンダフルソースと白馬ハム燻製ベーコンのナポリタン」や「南紀紀州の極上鯖とじゃがいものマリネ」は絶品だ。
天然由来の国産鹿肉を使用した「和鹿ハンバーガー with 無添加フライドポテト」や「バナナ&ウォルナッツのオートミールパンケーキ」といった、ランチ/ティータイムメニューも充実している。
「GOOD EATをつなぐ」をビジョンに、日本の食を愛するすべての人の思い・体験・技術を未来につなぎ、世界中への拡大を目指す株式会社グッドイートカンパニー。「食」を通じた多様でサステナブルな社会の実現を目指す同社の取り組みを、ニューオープンする店舗で感じてみてはいかがだろうか。
【参照サイト】グッドイートカンパニー
河端 麻紀
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