【2022年】北海道から九州まで! 予約なしで行ける、サステナブルなクリスマスイベント7選

クリスマスイベント

メディアで紹介されるクリスマス関連のイベントやイルミネーション特集は、首都圏だけだと思っていませんか? 決してそのようなことはなく、みなさんが暮らしている地域にも、魅力的なツリーやイルミネーションはたくさんあります。

そこでLife Huggerでは「サステナブル」をテーマに、全国各地のクリスマスイルミネーションやイベントを集めてみました。

北海道から九州まで!地球環境に配慮したクリスマスイルミネーション特集

北海道から九州まで、全国で楽しめるクリスマス関連イベントやイルミネーション、ツリーなどを紹介します。どれも地球環境に配慮した、サステナブルなものばかりです。

展示期間は、すべて12月25日(日)まで。特に予約や事前申し込みなどは必要なく、気軽に見に行けるものばかりです。

1.北海道「センチュリーロイヤルホテルのクリスマスツリー」

センチュリーロイヤルホテル

札幌市のセンチュリーロイヤルホテルは、北海道森林管理局との共同企画で、えりも産クロマツのまつぼっくりなどを活用したクリスマスツリーを展示しています。道産の森林資源を活用した館内装飾を通じて、森林についての情報発信を強化するのが狙い。職員がひとつひとつ採取したまつぼっくりをツリーオーナメントとして活用しています。場所はセンチュリーロイヤルホテル2階ロビーです。

【参照サイト】:センチュリーロイヤルホテル

2.宮城県「SENDAI STATION X’mas Fair(センダイ ステーション クリスマス フェア)2022」

SENDAI STATION Xmas Fair 2022

JR東日本グループは鉄道開業150周年を迎え、今後も持続可能な社会と鉄道の実現への貢献を目指し、鉄道事業から排出された廃棄物やペットボトルを再利用した「ecoクリスマスツリー&ペットボトルSL」を制作。仙台駅2階の「杜の陽だまりガレリア」にて展示中です。ペットボトルのほか、つり革や木まくらぎ(線路の構成部材)などを使用しています。

【参照サイト】:JR東日本

3.愛知県「NEP*ART TREE(ネップ アートツリー)」

NEP*ART TREE

松坂屋名古屋店は、五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)に出陣した「牛若丸」という立佞武多を再利用したクリスマスツリーを展示中です。ねぷた自体にも、工場などから排出された繊維ゴミを使用しており、それをさらにアップサイクルして制作したツリーとのこと。祭りに出たねぷたを解体後、廃棄されるはずだった和紙の切れ端などをツリーにしています。

【参照サイト】:松坂屋名古屋店

4.静岡県「三保松原の環境保全から生まれる美しいリース」

三保松原の環境保全から生まれる美しいリース

画像出典:松坂屋静岡店

松坂屋静岡店は、人工林の間伐などを行っている「玉川きこり社」から提供を受けた廃棄木材と、三保松原や富士山の景観を守るために活動している「3Rings プロジェクト」が集めたまつぼっくりを使ったクリスマスリースを展示しています。デザインは、静岡デザイン専門学校のインテリアデザイン科の生徒によるものです。松坂屋静岡店の北館1階けやき口にて見られます。

【参照サイト】:松坂屋静岡店 SHOP BLOG

5.福岡県「2022 White Bless Christmas ―冬のウミテラシが願うクリスマスー」

2022 White Bless Christmas 〜冬のウミテラシが願うクリスマス〜

画像出典:大丸福岡天神店

福岡県の大丸福岡天神店は、対馬市と共同で「海洋プラスチックごみ」を使ったクリスマスツリーを展示しています。場所は、大丸福岡天神店前にあるエルガーラ・パサージュ広場です。メインツリーは冬の海を見守る幻想的なウミテラシや白い波を表現しています。

【参照サイト】:天神サイト

6.福岡県「Sustainable Christmas by CROSS Life(サステナブル クリスマス バイ クロス ライフ)」

Sustainable Christmas by CROSS Life

画像出典:クロスライフ博多天神

福岡県博多市の複合商業施設・クロスライフ博多天神では、ロスフラワーをアップサイクルして制作した「らんたんキャンドル」をロビーに並べ、クリスマスの幻想的な空間を演出するキャンドルナイトイベントを実施予定。使われるらんたんキャンドルは、姉妹店であるクロスライフ博多柳橋のワークショップで作られたものです。

【参照サイト】:クロスライフ博多天神

7.徳島県「マツシゲート竹灯りクリスマスイルミネーション」

マツシゲート竹灯りクリスマスイルミネーション

画像出典:交流拠点施設 Matsushigate

徳島県松茂町は、「竹灯り」を使ったイルミネーションイベントを開催。竹灯りは松茂中学校3年生の生徒たちが、放置竹林を活用して制作したもので、薄く削ったり、穴を開けたりした竹の中にLEDやろうそくを入れて灯りを灯しています。地元の間伐が必要な竹林から採取し、ひとつひとつ丁寧に制作した作品たちです。

【参照サイト】:交流拠点施設 Matsushigate

エンターテイメントも徐々にサステナブルへ

全国各地で楽しめるサステナブルなクリスマスツリーやイルミネーションを紹介しました。百貨店や街おこしなど、さまざまなところが地球環境に配慮したサステナブルなイベントを企画している点が印象的です。お近くの人は、ぜひ見に行ってみてください。


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斉藤雄二

「フレキシタリアン」を実践している静岡在住のWebライター。これまでモノ系、テクノロジー、サイエンス、ビジネス、ファッションといったジャンルで執筆してきました。趣味は読書とフィットネスと料理。最近は愛車のfiat500でドライブに出かけるのが楽しみです。