2007年からはじまり、今年で17回目を迎える「京都音楽博覧会(京都音博)」はくるりが主催する音楽フェスだ。昨年には「資源が“くるり“プロジェクト」を立ち上げ、従来の音楽フェスではあまり前例のない、ごみをできるだけ出さない試みが行われた。
また、京都音博では、2018年から毎年、資源を循環させるために、クラウドファンディングを実施している。2018、2019年のクラウドファンディングでは、集まった支援でリユースカップを製作。2020、2021年は京都市への寄付とともに、音博の舞台となる京都梅小路公園の芝生の整備。昨年は梅小路公園に「食品由来の廃棄物から堆肥を作るための “コンポスト” 」の設置を行った。それにより、音博のフードエリアで出た食材の残りを堆肥に変え、梅小路公園の花壇の堆肥へと生まれ変わらせた。
今回のクラウドファンディングでは、これまでと同じく音博の舞台となる、京都梅小路公園の芝生の整備と、当日のイベントで出た生ゴミを堆肥にするためのコンポストにかかる費用に充てるとしている。さらなる“環境”にやさしい取り組みにつながる一歩となるはずだ。
リターンは、オリジナルリユースカップ・リユース食器や、トートバッグなど。
また当日はくるりはじめ、ハナレグミや槇原敬之、秦基博など名だたるアーティストたちが、イベントを盛り上げる。チケットは残り少ないので気になる人は早めにチェックを!
目標金額:400万円
・「京都梅小路公園の芝生」の整備費用
・音博当日に出たゴミ等を肥料にする(=コンポスト化する)ための費用
【クラウドファンディングサイト】京都音楽博覧会2023。環境・文化・音楽を“くるり”と繋ごう。
≪京都音楽博覧会2023について≫
・開催日程:2023年10月8日(日)、10月9日(月・祝日)
開場10:00 / 開演12:00 ※いずれも予定
・開催場所:京都 梅小路公園 芝生広場
【参照サイト】京都音楽博覧会 in 梅小路公園2023
参加することで、音博と地域のサステナブルな関係性の構築につながる同プロジェクト。京都音博は音楽イベントの枠を超えて、人々の意識や価値観を変えるきっかけとなるのかもしれない。
【関連ページ】フェスで生ごみをコンポスト!?くるり主催の京都音楽博覧会2022を取材
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