三越伊勢丹が開催しているサステナブルキャンペーン「think good(シンク グッド)」。第4弾は、キーワード「めぐる、まわる、つなぐ。」と「暮らしのなかで、ひとつひとつの選択に想いをめぐらせること」をテーマに、三越伊勢丹らしさを表現した商品やサービスが展開される。首都圏5店舗(新宿、日本橋、銀座、立川、浦和)で9月7日(水)〜10月4日(火)まで開催予定だ。
各店舗ともそれぞれ独自の商品やサービスを用意しているので、本記事でその一部を紹介する。
- 伊勢丹新宿店
- 銀座三越店
伊勢丹新宿店では、骨董市やアンティークストアでデザイナー大野陽平氏が集めた着物の反物を現代風にアップサイクルしたドレスや、すべての製品が海に捨てられたペットボトルを回収して素材にしたシューズブランドの「VIVAIA(ビバイア)」のフラットシューズ。
長崎県の五島列島で回収した海洋プラスチックを原料にしたソープトレーと「ON&DO(オンアンドドゥー)」のスキンケアバームのセットなども出品予定だ。
銀座三越店では、NY発のヴィーガンスイーツショップ「the vegan marshmallooow(ザ ヴィーガン マシュマロ)」がオープン。チョコレートケーキやモンブラン、マドレーヌなどが購入できる。環境負荷を抑えながら、味も見た目もハイクオリティなスイーツを楽しめる。
ウェザーグッズブランド「HANWAY(ハンウェイ)」からは、製造過程で余った生地やパーツを再デザインして作った長傘を出品。さまざまな柄や生地の組み合わせが鮮やかだ。
国産パンプスブランド「Bantan Parrish(バンタンパリッシュ)」は、人気のカスタムオーダー企画を用意。今回は製品化されずに残った革や生地素材を活用したサステナブルパンプスとなっており、銀座三越限定カラーも選べるとのこと。
日本橋三越本店では、2016年から新館屋上で行っている「養蜂のはちみつ」を使ったスイーツや、立川店では端革(ハカク)などの廃材を再利用し、パッチワークのように組み合わせたトートバッグなど、各店舗毎に幅広い分野の商品やサービスを展開予定だ。
また今回初開催となる日本最大規模のSDGsイベント「GOOD LIFEフェア」に、株式会社三越伊勢丹ホールディングスとして、think goodキャンペーンのパネル展示も行う。こちらは、東京ビッグサイト東3ホールにて9月23日(金・祝)~25日(日)まで展示予定だ。
百貨店のようなたくさんの人やモノが行き交うなかで開催されるサステナブルイベントは、各ブランドや関連企業へのインパクトも大きなものになりそうだ。この秋は、三越伊勢丹に足を運んでみては。
【参照サイト】GOOD LIFEフェアについて
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斉藤雄二
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