【2022年】ショップスタッフが選ぶ!サステナブルファッションブランド10選

エシカルファッション

安く大量に作られる服は、環境破壊や労働力の搾取などの問題の原因になっていることも。そこで、最近注目されているのが、「エシカルファッション」です。生産過程や環境、報酬などにも配慮して作られた、地球にも人にも優しいエシカルファッションですが、「どれを選んだら良いかわからない…」と思っている人も、多いのではないでしょうか?また、エシカルファッションは値が張るイメージもあります。

そこで今回は、エシカルファッションを扱うアパレルショップスタッフの筆者が、“トップス1万円以下の商品がある”を基準に、比較的手が届きやすい価格帯のエシカルファッションブランドをご紹介します。

エシカルファッションを選ぶ時の5つのキーワード

エシカルなファッションを探す時におさえておきたいキーワードは、以下の5つです。

1.フェアトレード

途上国の立場の弱い生産者を支援する取引として知られるフェアトレードの認証基準の中には「公正な価格で取引する」「生産者の人権を守る」だけでなく、「環境負荷の少ない生産方法」「持続可能であること」など環境面での基準も取り入れられています。

2.オーガニックコットン

綿花の栽培過程で化学肥料・農薬を使わない自然な栽培方法です。そのため、生産地域の生態系を守り、コットン農家の健康被害を防ぐことができます。一方で農薬を使用しないため、手間ひまがかかります。

3.天然素材

衣類の原料は様々です。昔からの再生可能な材料(コットン、リネン、シルクなど)は、人間が育てて作ることのできる再生可能な天然素材です。また、色を付けるためには様々な染料が使われますが、天然染料、AZOフリーの染料を使うことにより、環境負荷が少なく、生産する人・着用する人にとっても健康的なものとなります。最終的に、廃棄される場面でも、石油由来の素材に比べて、自然に分解されやすく、有害ガスが発生しにくいと言われています。

4.トレーサビリティ

だれが、どこで、どのように作った商品なのか、わかる状態のことです。見た目の美しさやデザインだけでなく、その服のストーリーが分かることで、大事に長く付き合おうとする気持ちが膨らみます。

5.ゼロウェイスト

服の生産過程や販売店でごみの削減に取り組んだり、古着の回収、アップサイクルやリペアなどを行っているブランドも増えています。消費者が参加できる循環の仕組みがあると、購入後もより安心です。

おすすめのエシカルレディースブランド10選

エシカルなファッションを選ぶ時の5つのキーワードを考慮し、“トップス1万円以下の商品がある”を基準に、比較的手が届きやすい価格帯のエシカルレディースブランドをご紹介します。

ピープルツリー

people tree

画像出展:people tree

日本を代表するフェアトレード専門ブランド。「人も木も地球に生きるすべてがフェアに暮らせる世界に」との想いが詰まっています。オーガニックコットンやプリントなど、華やかなアイテムが揃っています。

2022年春夏コレクションでは、”Symphony with material, color, shape and nature”がテーマ。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)やムーミンとのコラボも見どころです。

【公式サイト】ピープルツリー

シサム工房

シサム工房

画像出典:シサム工房

京都発のフェアトレードブランド。アジアの生産者とつながり、手刺繍やブロックプリント、手織りやハンドニットなど、それぞれの持つ手仕事を活かした商品企画を行っています。

22SSテーマは「smile」。愛しいものに触れることで、日常のわずかな隙間でも心を躍らせることができるようにつくられたコレクションです。

【公式サイト】シサム工房

ashuhari

ashuhari

画像出典:ashuhari

オトナの女性に響く自然体で飾らない日常に溶け込む服。が基本コンセプトです。持続性可能な素材と、生活の質を上げられる捨てられない服づくりを目指し、東京を拠点に日本国内で生産をしています。

丁寧につくられた服に歓びや愛着をもち、長く大切に着て頂ける日常着です。商品ごとの、素材、デザイン、生産地、そして長く美しく楽しむためのノートが丁寧に記されています。

【公式サイト】ashuhari

Liv:ra

Liv:ra

画像出典:Liv:ra

シルクやオーガニックコットンの天然素材を、伝統の草木染で染め上げたランジェリー。茜やマリーゴールド、インド藍やクチナシなどの植物が備える、色彩と薬効成分を纏うことができます。染料は100%天然の無農薬の植物で、前処理や後処理にも科学原料は使用せず、癒しと天然のエネルギーが詰まっています。

【公式サイト】Liv:ra

UNDERSON UNDERSON

UNDERSON UNDERSON

画像出典:UNDERSON UNDERSON

和紙を使用した「WASHFABRIC」という生地のアンダーウエアや靴下。着るたびに肌にやわらかく馴染んでゆく性質があるため、体を優しく包み、健やかに保ってくれます。天然由来ならではの素材の良さを最大限に活かす染色方法や製法を用い、敏感肌の方や赤ちゃんにもおすすめです。

【公式サイト】UNDERSON UNDERSON

MAITO

MAITO

画像出典:MAITO

“使い手と共に歳を重ねていけるアイテムを作りたい”との想いで作られた、草木染めのストールやレッグウエア、ニットなどを扱っています。素材はシルクやコットン、ウールなど天然素材を使用。作り手が減りつつある日本伝統の技法を、訪ねながら、自然とヒトに優しく、持続可能なモノづくりをしています。

【公式サイト】MAITO

NADELL

NADELL

画像出典:NADELL

オーガニックコットンファッションブランド。京都のアトリエを中心に国内の作り手と製品づくりを行なっています。 オーガニック・テキスタイル世界基準「GOTS(Global Organic Textile Standard)」認証を受けたオーガニックコットンを使用しています。

【公式サイト】NADELL

kapuwa

kapuwa

kapuwa
画像出典:kapuwa

インドの手仕事、木版のブロックプリントの手仕事ならではの柄のズレや均一ではない色の出方には、人の手作業のぬくもりを感じられます。手紡ぎ・手織りのカディコットンは、着心地もよく、プリント柄をたっぷりと使った、ゆったりとしたデザインも魅力的です。

【公式サイト】kapuwa

Annaut

Annaut

画像出典:Annaut

インディゴデニムの裁断くずを再利用した糸と新しいコットンを混ぜて作る「メランジデニム」のアイテム。青と白が混ざって遠目には水色に見えるユニークな素材です。

ユニセックスで快適に着用可能なアイテムが多く、パートナーとシェアできます。また、回収した衣料品を再資源化する取り組みを行っていて、すべての工程でロスや無駄が出ない工夫がされています。

【公式サイト】Annaut

JAMMIN

JAMMIN

画像出典:JAMMIN

社会をよくしたいと思う人の気持ちを、少しずつ・たくさん集めて、ちょっとだけ世界を変えていくチャリティーブランド。毎週様々なNPOやNGOとコラボTシャツをデザインし、購入するとその団体に寄付されます。チャリティーや社会問題に興味を持つきっかけになれば、との想いがこもっています。また製品の透明性にもこだわり、生地は愛知・岐阜で編み、縫製は大阪や奈良・三重で行っています。

【公式サイト】JAMMIN


どのような環境でどんな人が作っているかを考えてファッションを選ぶことは、個人でできる、エシカルな未来につながるアクションです。今回ご紹介したブランドの中から、お気に入りの一着を見つけてみてくださいね。

【関連ページ】これからのファッションはおしゃれ&サステナブル!私たちが取り組めるアクションとは?

The following two tabs change content below.

牛嶋麻里子

福岡出身。フェアトレードを仕事にしてみようと思い立ち、2018年からは京都へ移住。アパレルのゼロウェイストや生産背景について学び、よりエシカルな選択ができる社会を目指して働いています。 プライベートでは、チョコレートのおもしろさとカカオの課題から目が離せなくなり、ひとりでフィリピンのカカオ畑に行ってみたり、チョコレート検定プロフェッショナルを取得してみたり。