12月も半ばを迎え、年の瀬が近づいてきており、年賀状の準備に頭を悩ませている方も少なくないだろう。
ブラザー販売株式会社が、スマートフォンアプリ「Brother いつでもはがき・年賀状プリント」内で、SDGsをテーマとした年賀状テンプレートを公開している。
利用者が対象のテンプレートをダウンロード利用するごとに、ブラザーが選出した社会課題解決に取り組む団体に、1円が寄付される仕組みだ。アプリやテンプレートは基本無料で利用可能となっている。
Brotherいつでもはがき・年賀状プリントは、年賀状以外にも、各季節の挨拶や報告ごとまで、通年で利用できるハガキ用テンプレートを取り揃えたサービスと専用アプリだ。
今回新たに公開した「SDGs年賀状」は、社会貢献を目的としたテンプレート集で、ユーザーが1回ダウンロードするごとに、1円が各支援団体に寄付される。
SDGs年賀状に採用されているデザインは、寄付先の社会貢献活動にちなんだものとなっている。FSCジャパンは、絶滅が危惧されている動物をモチーフした「絶滅危惧種保全年賀状」を用意した。ブラザーミシンの刺繍で制作した動物たちがデザインされている。
緑の募金は、エシカルをテーマとした「エシカル年賀状」を採用。白をベースに印刷面積を少なくしたシンプルなデザインで、インクの使用量などが気になる人におすすめだ。
認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえは、栄養ある食事やあたたかい団らんをイメージした「食」をテーマとしたデザインでまとめている。
アプリはiOS用、Android用が用意されており、通信面と宛名面の両方をアプリだけで簡単に作成できる。400種類以上の豊富なテンプレートと300種近いスタンプから自由にデザインできるので、オリジナルな一枚を作成可能だ。
iOSの連絡帳や他の年賀状ソフトにある住所録などから読み込んだり、郵便番号から検索したりと、宛名も簡単に入力可能なのも嬉しいところ。
「年賀状ばなれ」や「年賀状しまい」といった言葉を耳にすることも増えたが、普段なかなか連絡を取らない友人や知人に挨拶する機会として、年賀状を送る人もいるだろう。
SDGs年賀状は、支援団体への寄付と同時に、各団体の活動を周知してもらうきっかけとしても良いアイデアだ。デザインに迷っている人は、ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
【ウェブサイト】「年賀状を通して貢献するSDGs」特設サイト
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斉藤雄二
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