安全で環境に優しい日本製の「木のおもちゃ」ブランドおすすめ7選

木のおもちゃ

子どもは「遊び」を通じて心や身体を発育させ、様々な能力も身につけていきます。その遊びを豊かなものにしてくれるのが「おもちゃ」です。おもちゃは脳の発達を助け、五感を養うだけでなく、実際に触ったり、動かしたりすることで、感覚や色彩、音など様々な感覚が脳へ繋がります。

とはいえ、子どもの成長を考えたおもちゃ選びは意外と難しいもの。どのようなおもちゃを与えたらいいのか迷っている人は少なくないでしょう。そんな時に選択肢のひとつとして考えて欲しいのが木のおもちゃです。

子どもの成長にも環境にも優しい木のおもちゃは、赤ちゃんの時期から長く楽しく遊ぶことができます。また、プラスチックフリーの視点からも、木で作られたおもちゃが注目されています。今回は、木のおもちゃの魅力と、環境に優しい取り組みをしている日本製ブランドを紹介します。

木のおもちゃの魅力

木のおもちゃには、天然素材ならではの温かみがあり、安全性も高いなど、たくさんの魅力があります。

木のおもちゃ 魅力
  • 温かみがある
  • 木ならではの温かみや優しい触り心地があります。木と木が重なった時の音は、赤ちゃんの耳に優しく落ち着きを与えてくれます。

  • 安全性が高い
  • 自然素材のため赤ちゃんが舐めても安心です。角をなくす加工など、おもちゃ職人たちがこだわって作られたおもちゃがたくさんあります。

  • 創造性を育む
  • 日本の木のおもちゃは、シンプルな形と色合いのものが多いため、子どもたちが自分で考え遊ぶ力を育み、感受性や想像力などを育てることに役に立ちます。さまざまな遊び方ができるので、ある程度大きくなったり、兄弟で一緒に使えるのも嬉しいポイントです。

  • 木育で豊かな心を育む
  • 木育(もくいく)は、2004年に北海道庁が主導して提案された教育概念です。幼い頃から木を身近に使っていくことで、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育みます。

  • 壊れにくい
  • 木のおもちゃは耐久性があり経年劣化が少ない特徴があるため、長い期間遊ぶことができます。中には、親子で受け継いで遊んだという人もいます。

  • 環境に優しい
  • 木のおもちゃはプラスチックを使っておらず、多くの場合可燃ごみとしてだすことができます。また、間伐材や不要になった木材の切れ端などを活用していることも多く、環境に優しいおもちゃです。

日本製の木のおもちゃの特徴

木のおもちゃ 特徴

木のおもちゃというと、カラフルで好奇心が刺激される、ヨーロッパ製のおもちゃが日本でも人気です。ドイツでは、マイスターという高い技術を持った専門の木工職人がおもちゃを作っています。日本製の木のおもちゃは、木の素材や質感などを活かしたシンプルな仕上がりで、無塗装なものが多いのが特徴です。日本人の職人ならではの心配りが細部まで行き届いた仕上がりになっています。使用している木材は、地元産の木材やリサイクル木材などを使っているブランドやメーカーもあり環境に配慮されています。また、塗料は厳しい安全基準をクリアし舐めても安全な自然塗料などが使われています。

環境に優しい取り組みをしている日本製の木のおもちゃブランド・メーカー

環境に配慮した取り組みをしている、日本のブランドやメーカーを7つ紹介します。木のおもちゃというと、森林伐採などについて気になりますが、間伐材や端材などの積極的使用、森林環境ワークショップの開催など、環境に配慮されたさまざまな取り組みがおこなわれています。このような点も、子どものおもちゃを選ぶときに考えてみてください。

Mastro Geppetto(マストロ・ジェッペット)

木のおもちゃ mastrogeppetto

画像出典:mastrogeppetto

郷土玩具の歴史がある福島県南会津地域から生まれた新しいブランドです。ブランド名は、童話ピノキオを作った木工職人「ゼペットお爺さん」に由来し、子どもたちに遊んでもらうことで、ピノキオのように生命を宿す、という想いが込められています。

  • サステナブルなポイント:木材は、木工所の家具製造で余った端材などを使用

Oak Village(オークヴィレッジ)

木のおもちゃ オークヴィレッジ

画像出典:オークヴィレッジ

岐阜県高山市に構える老舗の工房です。おもちゃ以外にも家具や家など、国産材にこだわって製作されており、「100年かかって育った木は100年使えるものに」という自然共生を目指し、長く使い続ける商品が作られています。

  • サステナブルなポイント:木を使ったら100年後に同じ大きさとなるドングリを植えて山に返そうと、広葉樹の植林・育林を行っている

こまむぐ

木のおもちゃ comomg

画像出典:comomg

埼玉の木製玩具の専門メーカーです。母子(「子+母(まむ)」)にとって、共に過ごす大切な時間のお手伝いができる、特別な暮らし道「具」となれるように、という想いが込められています。また、「子どものよりよい笑顔の為に」という理念に基づき作られています。

  • サステナブルなポイント:マチノキ・プロジェクト(※)として、地元川口で廃棄されてしまう木材を使い、商品の開発を行う

(※)マチノキ・プロジェクトとは、マチ(都市部)で廃棄される木材の有効活用から、持続可能な地産地消と次代に繋がる価値創造を目指しています。

エド・インター

木のおもちゃ Ed.inter
幼児教室を原点に設立された兵庫県尼崎市にある知育玩具ブランドです。五感に優しい天然素材にこだわり、あらゆる成長段階の子どもが遊びを通して達成感を味わえるように、とおもちゃの開発に力を入れ作られています。

  • サステナブルなポイント:持続可能な森林管理が行われた木材を使用する、FSC認証の商品。

arumitoy(アルミトイ)

木のおもちゃ arumitoy

画像出典:arumitoy

「いつでもお気に入りをそばに」という願いから始まった、京都木津川市の工房です。子どもたちに喜んでもらいたいという想いと、木を使うことで森の循環に繋げるという使命で、安心して遊べる木のおもちゃを手作りされています。

  • サステナブルなポイント:「100年後の子ども達に森をつなげる」というビジョンを持ち、ワークショップで森の大切さ・循環のしくみを伝えている。

山のくじら舎

木のおもちゃ 山のくじら舎

画像出典:山のくじら舎

自然に囲まれた高知県安芸市にある工房です。木材は、森の国と呼ばれる高知県の良質な土佐ヒノキを主に使用しています。工房のスタッフは子育てをしているお母さんたちが中心となり、愛情を込めておもちゃを一つ一つ丁寧に手作りしています。

  • サステナブルなポイント:木材は、山に残った切り株や間伐材、建築端材などを中心に使用している

木遊舎(もくゆうしゃ)

木のおもちゃ 木遊舎

画像出典:木遊舎

愛媛県伊予市にある木のおもちゃの工房です。商品の企画、デザイン、木材選び、製造から管理まですべての作業を工房でおこないます。熟練の職人によって、安全で、遊びが広がり、森林環境へ貢献でき、みんなが笑顔になるようにと大切に作られています。

  • サステナブルなポイント::森を育むカーボンオフセット(※)商品。

(※)カーボンオフセットとは、製品を製造・販売する者やサービスを提供する者等が、製品やサービスのライフサイクルを通じて排出される温室効果ガス排出量を埋め合わせる取り組みです。

おわりに

プラスチックを使わず木のみで作られたおもちゃは、環境にも優しく、子どもの知育を助けてくれるアイテムです。おもちゃメーカーやブランドが、環境に対してどのような取り組みを行っているのかを知ると、おもちゃ選びも少し変わってくるかもしれません。子どもがおもちゃを使っている時間は長いようで意外と短いもの。育児の中のほんのひとときの時間、おもちゃを通して、家族の時間が豊かになりますように。

【参照サイト】北海道の『木育(もくいく)』 – 水産林務部森林環境局森林活用課
【参照サイト】マチノキ
【参照サイト】カーボン・オフセット:農林水産省
【関連ページ】使用済み紙おむつのごみは、リサイクルできる!循環的な取り組みの紹介
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中池 梓

現在は子育てに奮闘しながら、頑張り過ぎずエコで優しい生活を目標に田舎暮らし。最近の趣味は、小説の深読み(植物が登場する作品に限る)。参考文献などを読みあさり自己流に作品を分析してマニアックに楽しむことにはまっている。