【2025年】夏休みのおでかけにおすすめ!都内の博物館や科学館の展示まとめ

もうすぐ夏休みが始まります。夏休みは子どもたちにとって、新しい知識や体験を得る絶好のチャンスです。暑い日差しを避けながら、楽しく学べる場所を探している方にぴったりなのが、博物館や科学館です。多彩な展示やインタラクティブなイベントが盛りだくさんで、家族全員で楽しめるスポットが目白押しです。

今回は、夏休み中にぜひ訪れてみたい都内の博物館や科学館の展示をまとめました。概要や、おすすめポイントなどについて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

都内の博物館や科学館の展示まとめ9選

今回は、都内の博物館や科学館で開催される展示9選に紹介します。

国立科学博物館 「氷河期展~人類が見た4万年前の世界~」

画像は、国立科学博物館から引用。

今から約4万年前、地球が厳しい寒冷期にあった「氷河期」の世界を体感できます。当時を生き抜いた巨大動物たちの迫力ある実物展示に加え、ネアンデルタール人やクロマニョン人といった初期人類の実物頭骨も日本初公開。

「なぜ絶滅した種と生き残った種がいるのか?」「氷河期の過酷な環境の中、人類はどのように生き延びたのか?」こうした問いに迫りながら、壮大な進化と絶滅のドラマを、リアルな展示とわかりやすい解説で学ぶことができます。氷と命の記憶をたどる、まさに“体感型”の展覧会。ぜひご家族で、夏休みの自由研究にもおすすめです!

開催時期 2024年7月12日(土)~10月13日(月・祝)
開催場所 国立科学博物館(東京・上野)
料金 一般大学生:2,100円
小・中・高校生:500円
「氷河期展~人類が見た4万年前の世界~」のおすすめポイント
  • 巨大な氷河期動物の実物展示で迫力満点
  • ネアンデルタール人・クロマニョン人の実物頭骨を日本初公開
  • 氷河期の環境と生存のドラマをわかりやすく解説

日本科学未来館 「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond」

画像は、日本科学未来館から引用。

「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond」は、宇宙探索の未来を体感できる特別な展示会です。人類の夢が現実に変わりつつある今、再び月に宇宙飛行士を送り、未来には火星への有人探査を目指すという壮大な計画が進行中です。この展示会では、JAXAや国立天文台、東京大学など、宇宙研究の最前線で活躍する機関や企業が協力し、最新の宇宙探査技術と成果を一堂に公開しています。

開催時期 2024年7月12日(土)~9月28日(日)
※休館日:7月15日(火)、9月2日(火)、9日(火)、16日(火)
開催場所 日本科学未来館
料金 大人(19歳以上):2,000円~2,200円
18歳以下(小学生以上):1,200円から1,400円
未就学児(4歳以上):500円~700円
「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond」のおすすめポイント
  • 最新の宇宙技術を目の前で見て、触れて、学べる
  • 大画面で迫力満点の火星や深宇宙ツアーを体験できる
  • 科学の進歩が切り拓いた宇宙の世界を、実物・模型・映像・体験型展示で体感できる

科学技術館「科学捜査展returns」

画像は、科学技術館から引用。

2025年夏、科学技術館で人気企画がパワーアップして帰ってきます!科学捜査展returnsは、タブレット端末を“捜査手帳”に見立てて、リアルな事件現場セットを巡りながら証拠を集め、事件を解決する本格的な捜査体験シミュレーションに挑戦!まるで刑事ドラマの主人公になったような感覚で、楽しみながら科学的思考力を育むことができます。

開催時期 2025年8月8日(金)~8月24日(日)
開催場所 科学技術館 4階E室 特設会場
料金 大人:950円
65歳以上:850円
中学生・高校生:600円
子ども(4歳以上):500円
科学捜査展returnsのおすすめポイント
  • 科学的な思考を使って、本格的な捜査体験ができる
  • 「誘拐事件」「火災事件」「盗難事件」「交通事故」と週替わりで事件テーマが変わる
  • 科学に興味がない子どもでも、自然と科学の世界に触れることができる

IMAGINUS 「学ぶ!動く!夢中になる!夏の特別企画展「カブトとクワガタ探求展」&「ふわふわジム」」

画像は、IMAGINUSから引用。

「カブトとクワガタ探求展&ふわふわジム」は、小さなお子さんから小学生まで幅広い年齢層のファミリーに人気の特別企画展です。会場では、ヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなど、世界中のカブトムシ・クワガタムシが大集合。動き出しそうなほどリアルなジオラマ標本も多数展示され、子どもたちの知的好奇心を刺激します。生態や特徴を楽しく学べる内容は、夏休みの自由研究にもぴったりです。

さらに、旧小学校の体育館を活用した「ふわふわジム」には、大小さまざまなふわふわ遊具が並び、室内で思いきりカラダを動かすことができます。ワークショップやサイエンスショーで科学を学んだあとに、運動もできる構成は、親子連れにも嬉しいポイント。

そのほかにも、カブトムシやクワガタムシをテーマにした工作体験「サンバイザーづくり」も実施されており、楽しみながら学べるプログラムが充実しています。

開催時期 2025年7月19日(土)~8月31日(日)
開催場所 IMAGINUS
料金 660円
学ぶ!動く!夢中になる!夏の特別企画展「カブトとクワガタ探求展」&「ふわふわジム」のおすすめポイント
  • 世界のカブトムシ&クワガタが大集合!
  • 体を動かして遊べる「ふわふわジム」で元気いっぱいに
  • 親子で楽しめるワークショップも開催

地下鉄博物館 「【特別展】地下鉄で働く駅員さん・乗務員さんのおしごと展」

画像は、地下鉄博物館から引用。

「地下鉄で働く駅員さん・乗務員さんのおしごと展」は、日々多くの利用者と接する駅係員や乗務員といった“運輸職”にスポットを当て、彼らの仕事内容や仕事に就くまでの道のりなどを、写真パネルや実物資料を通じて紹介しています。

IC乗車券の導入、ワンマン運転の実現、ホームドアの設置など、地下鉄の業務は年々自動化が進んでいますが、1日684万人もの人々が利用する東京メトロでは、いまなお人の手によるきめ細やかな対応が不可欠です。また会場では、帝都高速度交通営団時代の駅の様子など、貴重な過去の資料展示も併せて行われ、地下鉄の歴史と変化を感じられる構成となっています。鉄道や交通に関心のあるお子さまや学生はもちろん、普段何気なく使っている地下鉄を支える人々の仕事に触れたいすべての方におすすめの展覧会です。

開催時期 2025年6月17日(火)~9月15日(月・祝)
※毎週月曜日(祝日・振替休日となる場合、その翌日)
開催場所 地下鉄博物館 企画展示コーナー
料金 入館料のみ
大人:220円
子ども(満4歳~中学生):100円
地下鉄で働く駅員さん・乗務員さんのおしごと展のおすすめポイント
  • 駅係員や乗務員がどのような業務をしているのかを知ることができる
  • 実際に使用されている業務用道具や制服などの本物が見られる
  • 地下鉄の歴史と進化も学べる

多摩六都科学館 「遊園地の科学~アトラクションのひみつ~」

画像は、多摩六都科学館から引用。

「遊園地の科学~アトラクションのひみつ~」は、子どもたちに大人気の遊園地をテーマに、アトラクションに隠された科学のひみつを楽しく学べます。

展示では、ジェットコースターやコーヒーカップ、バイキング、回転ブランコ、フリーフォールなど、5つの定番アトラクションを取り上げ、それぞれに使われている力学・回転・摩擦・重力などの科学原理を、体験しながら理解できる構成になっています。協力企業には、西武園ゆうえんちや横浜・八景島シーパラダイスなど、実際の遊園地運営に携わる企業も名を連ね、リアルな視点でアトラクションの仕組みを知ることができます。

開催時期 2025年7月19日(土)~8月31日(日)
開催場所 多摩六都科学館 イベントホール
料金 入館料のみ
大人:520円
4歳~高校生:210円
遊園地の科学~アトラクションのひみつ~のおすすめポイント
  • 人気アトラクションを科学の目で体験できる
  • 遊びながら自然と「理科好き」に
  • 本物の遊園地企業が協力したリアルな展示

板橋区立熱帯環境植物館 「熱帯の昆虫2025」

画像は、板橋区立熱帯環境植物館 から引用。

「熱帯の昆虫2025」は、熱帯地方の昆虫をテーマにした特別展です。世界最大級のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」をはじめとした、熱帯地方の多様な昆虫の生体や標本が展示されています。2024年の見どころは、5年ぶりに生きた昆虫とふれあえる体験コーナーが復活する点です。他にも、昆虫と記念撮影ができたり、食虫植物に関するガイドが受けられたりと体験型の展示も楽しめます。7/19(土)~8/31(日)の間には、オリジナルの「夏休み自由研究お助けノート」が無料配布されるため、自由研究に向けた学習にもおすすめです。

開催時期 2025年7月8日(火)~8月31日(日)
※休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
開催場所 板橋区立熱帯環境植物館
料金 入館料のみ
大人:360円
小・中学生、65才以上:130円
※未就学児無料
※7月21日(月・祝)~8月29日(金)は小・中学生入館無料
申し込み期日・期間 事前申し込みは不要だが、研究所ツアーの参加には整理券が必要
熱帯の昆虫2025のおすすめポイント
  • 実物の熱帯昆虫を間近で観察できる
  • オリジナルの「夏休み自由研究お助けノート」の無料配布がある
  • 夏休み期間は小・中学生の入館が無料になる

港区立みなと科学館 「みんなの気象展」

画像は、港区立みなと科学館から引用。

「みんなの気象展」では、空の色や天気の音、そして気象をとらえる技術について学びながら、私たちの暮らしと気象の関係を考える展示です。展示内容には、気象業務150年の歴史を紹介し、気象予報の進化や天気予報のしくみを楽しく学べる体験型コーナーが満載です。

期間中は、お天気キャスター体験や、みんなが描いた絵を空にうかべよう!といった参加型のプログラムも毎日実施。さらに、プラネタリウムではみなと科学館オリジナル番組「モクリン&クモッチ 天気予報はひみつがいっぱい」を投影し、子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさんです。

また、関連イベントや講演会も開催され、より深く気象の世界を学ぶことができます。アンケートに答えると、みんなの気象展オリジナルグッズがもらえる特典もあります。

開催時期 2025年7月8日(火) ~ 9月7日(日)
※休館日: 7月14日(月)
開催場所 港区立みなと科学館 多目的ロビー
料金 無料
みんなの気象展のおすすめポイント
  • 気象に関する技術を体験しながら学べる展示が満載
  • お天気キャスター体験で気象の仕事を実感
  • 天気予報のひみつについてわかるプラネタリウムのコンテンツがある

がすてなーに ガスの科学館「プカ・ポカ・ピカと140thを越えてゆけ」

画像は、がすてなーに ガスの科学館から引用。

がすてなーにガスの科学館で開催される「プカ・ポカ・ピカと140thを越えてゆけ」は、謎解きクイズラリーや工作、さらには特別プログラムなど、家族みんなで楽しめるコンテンツが盛りだくさん!東京ガスの歴史やエネルギーに関する学びとともに、参加者は様々な体験を通じて新しい知識を得ることができます。

開催時期 2025年7月19日(土)~8月24日(日)
※休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
開催場所 がすてなーに ガスの科学館
料金 無料
プカ・ポカ・ピカと140thを越えてゆけのおすすめポイント
  • 謎解きクイズラリーで歴史を学びながら楽しめる
  • 子どもたちに人気の工作や体験プログラムが盛りだくさん
  • 入館料無料で参加申し込みも不要なため、気軽に参加できる

まとめ

今回は、夏休みに都内で楽しめるおすすめの博物館や科学館の展示を紹介しました。紹介した展示の多くには、関連イベントのワークショップや専門家による講演などが多くあり、子どもたちの学びを深めるのにぴったりです。夏休みの良い思い出づくりをしてみてください。

※情報は全て2025年7月9日(水)時点でのものです。各イベントの最新情報や施設の休館日などは、公式ページで事前にチェックしてください。

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Life Hugger 編集部

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