毎日の料理に使うガス。何気なく使っているものの、請求書がきてその金額にびっくりしたことがある方も少なくないでしょう。家庭でのガス利用はお風呂とキッチンがメイン。とくにキッチンはガスを使う時間が長く、ちょっとしたコツを実践し続けることが節約につながります。今回は、キッチンでのお料理でガス代を節約するコツをお伝えします。
キッチンで料理をしながらガス代を節約するコツ
さっそくキッチンでのガス代節約のコツをご紹介します。いずれも簡単にできるので、意識して習慣化してください。
1.ふたや落としぶたを活用
煮物などの調理をする際、できるだけふたや落としぶたをするようにしましょう。熱が水蒸気となって逃げるのを防ぎ、ガス代の節約はもちろん、調理の時短にもつながります。
2.ガスコンロの炎は鍋底からはみ出さない程度に
少しでも早く調理できるようにと、ガスコンロを強火で使っていませんか?炎が鍋底からはみ出していると、その分ガスを無駄に使ってしまいます。鍋底からはみ出さない程度に中火で調理する方が、熱効率もよくなりガス代も無駄になりません。
3.電子レンジを活用する
ガスコンロだけでなく、電子レンジも毎日の調理に活用しましょう。野菜の下ゆでに使えるだけでなく、最近では電子レンジを使った調理レシピも豊富にあるため、それらを参考にするのもおすすめです。ガスコンロと電子レンジを併用すれば、同時に2品作れて時短につながります。
4.圧力鍋を使う
時間もガス代もかかる煮込み料理には、圧力鍋を使うのがおすすめです。短い時間で具材の中までしっかり火が通ります。カレーやシチュー作りにもおすすめです。普通の煮込み料理はこまめな火加減の調整が必要ですが、圧力鍋ならほったらかしにしておけるのも助かりますね。
5.余熱調理を意識する
普段の調理でも余熱を意識しましょう。ある程度火が通ったら、蓋をして置いておけば時間とともにじわじわと熱が加わり、料理が完成します。
6.ひとつの鍋で同時調理を心がける
パスタを茹でながら具材となる野菜を同時に加熱する、目玉焼きを作りながらソーセージを焼く、などのように、ひとつの鍋やフライパンで同時に2品以上作ることもガス代の節約につながります。また、洗い物も減らせるため、水道代の節約にもなって一石二鳥です。
7.まとめて調理する
料理はちょこちょこするよりも、まとめてする方がガス代を節約できます。週末や時間のあるときに作り置きし、冷凍保存しておくのもおすすめです。
8.鍋ウォーマーを使う
加熱した鍋を火からおろし、鍋にかぶせて保温し、じっくり熱をとおす「鍋ウォーマー」を使えば、煮物やおでん、カレーなどの余熱調理が可能です。簡単でガス代0円のうえ、じっくり弱火で煮込んだような仕上がりになるので、おすすめです。
かしこく料理してガス代を節約しよう
ガス代の節約は、同時に省エネにもつながり、環境への負荷も減らせます。ご紹介したコツはいずれも今日からさっそくトライできるものばかりですが、大切なのは習慣化。毎日続けることが大切です。また、料理が苦手・忙しくて手が回らないと感じているなら、家事代行サービスを利用するのもおすすめです。かしこく料理して、ガス代のカットにつなげたいですね。
監修:曽我 美穂
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みすみぞの いずみ
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