【2022年】東京・横浜で楽しめるサステナブルなクリスマスツリー&イルミネーション6選

もうすぐクリスマス。最近ではクリーンエネルギーによる電飾が施されていたり、素材を再活用していたりと、サステナブルなクリスマスイルミネーションがより一層増えてきましたよね。そこで今回は関東近郊で見ることができるサステナブルなイルミネーションを厳選。他とは違ったユニークなものから「本当に廃材を使っているの?」と疑ってしまいそうな豪華なものまで、幅広くピックアップしてみました。みなさんも今度の週末にはお出かけして、見に行ってみてはいかがでしょうか。

1.自然エネルギーで発電されたシャンパンゴールドのライトで彩られる秋葉原UDX

秋葉原駅前にある大規模複合ビル「秋葉原UDX」では、太陽光や風力などの自然エネルギーで発電されたグリーン電力を使用した「UDX Illumination 2022」を開催。

まず西側街路に立ち並ぶ33本の樹木を繊細なシャンパンゴールドのライトで彩るほか、並木道に現れる19個のスターモチーフライトで星が輝く夜空を演出します。また、JR秋葉原駅側の広場にはゴールド&ブルーに輝くアーチが登場。アーチをくぐって街路樹を進んだ先には6.3mのシンボルツリーが出現します。

さらには街路樹を進んだ先にあるガラス面に巨大スクリーンが登場。グラフィックが変化する演出で今年のテーマである「WISH UPON A STAR」のメッセージや流れ星をイメージした演出など、移り変わる光のスクリーンをバックに写真撮影を楽しめます。また電車から見えるのが、CHABARA AKI-OKA MARCHE、SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTUREとコラボした電飾。光の色を3施設で優しいイエローに統一して歩道全体を明るく照らします。

【詳細はこちら】 秋葉原UDX

2.牛乳パック100%再生紙の「ミルダン」を使用して雪を表現したKITTEのイルミネーション

丸の内にあるJPタワー商業施設「KITTE」ではクリスマスイベント「WHITE KITTE」を開催。「繋ぐ」をコンセプトに、後世に繋いでいきたい、美しき日本の森がアトリウム空間に出現します。

メインとなるのは、東京都檜原村の間伐材と群馬県嬬恋村のもみの木を使用した、高さの異なる9つのクリスマスツリー。中央には全長12mのメインツリーが堂々とそびえ立ち、白く美しい姿の中にも、自然の中で長きにわたり生き抜く力強さを感じさせ、見る人を圧倒させます。また、ツリーを見上げた先に広がる雪の結晶には、牛乳パック100%再生紙の「ミルダン」を使用して雪を表現し、大小さまざまな姿で森の中に繊細に降り注ぎます。ツリーも雪の結晶も、ともに環境に配慮したサステナブルな装飾です。

【詳細はこちら】 KITTE丸の内

3.東京ガーデンテラス紀尾井町ではツリーを再活用 使用済み牛乳パックのアート作品も

東京ガーデンテラス紀尾井町では毎冬恒例のイベント「KIOI WINTER 2022-2023」を開催。メインエントランスである1階「花の広場」には、昨年も展示された高さ約10mのモミの生木を使用したクリスマスツリー「KIOI WINTER FOREST」が再登場します。産地で春から秋の間を過ごしたモミの木を再活用した取り組みです。

また弁慶濠沿い、紀尾井テラス4階 水の広場など、館内各所にはグリーン電飾を使ったイルミネーションが。約40万球の電球を使って、シャンパンゴールド一色に館内を美しく染めます。

さらには紀尾井テラス2階のウォールギャラリーには使用済みの空のペットボトルを使った、美しいアート作品も。牛乳パックとは思えないほどの美しい世界観にぜひ魅了されてください。

【詳細はこちら】東京ガーデンテラス紀尾井町

4.さまざまなサステナブルアートの展示も見逃せない京急百貨店

上大岡駅直結の京急百貨店では全館で「クリスマスプロモーション」を開催し、「CHRISTMAS MUSEUM(クリスマス ミュージアム)」をテーマに「アート」と「サステナブル」を融合させたさまざまな企画を開催しています。

まず注目は昨年に引き続き行われるペットボトルキャップアート。回収したペットボトルキャップを使用したクリスマスモチーフの大きなドット絵を、来館者と一緒に制作します。回収したペットボトルキャップは回収業者によってリサイクル資源として販売されたのちにその収益をUNICEFと連携し、ポリオワクチンとして世界の子どもたちに届けられます。

また、さまざまなアート展示も見どころです。エコキャップアート制作にも携わる東京デザイン専門学校のクリエイティブアート課の2年生がクリスマス ミュージアムのために制作したサステナブルなアートや、天然藍を通してさまざまな廃棄物をアートへと生まれ変わらせている「ART MORIYA(アート モリヤ)」による、日本伝統の藍と左官を融合させたアートなどは見逃せません。

さらには、アメリカで廃棄予定のジーンズを20t買い取ったことで話題の、ヤマサワプレスのリサイクルデニムを使って造形アーティストが制作した女神像や、京急沿線の街である黄金町を拠点に活動するアーティストのサステナブルなアートなども見ることができます。

【詳細はこちら】京急百貨店

5.サステナブルな材質にこだわった新横浜プリンスホテルのクリスマスツリー

新横浜プリンスホテルのホテルロビーには、サステナブルな材質にこだわったオーナメントを使用したクリスマスツリーが出現。

ツリーに飾られているのは海外の雑誌や新聞のリサイクルペーパーを使用したペーパーオーナメントや、間伐材を再利用したスライスウッドなど。サステナブルな材質のオーナメントを使用することにこだわっており、未来に思いを込めているそうです。

【詳細はこちら】新横浜プリンスホテル

6.ロスフラワーを使ったMARINE & WALK YOKOHAMA のクリスマスツリー

横浜湾に面したオープンモール「MARINE & WALK YOKOHAMA」では、毎年恒例となっているクリスマスイベント「Merry Mellow Xmas(メリー・メロー・クリスマス)」を実施。例年に引き続き“サステナブル”をテーマに掲げ、役割を終えたモノに再び息を吹き込み、新たな輝きを与えて作り出すアップサイクルなクリスマスの感動体験を展開します。

クリスマスツリーにはバラやケイトウ、ヒバやコニファーといったロスフラワーを活用。来場者がロスフラワーを使って作成したオーナメントも展示します。また、装飾で使用したロスフラワーは別イベントの装飾として使用したり、ブーケとして来場者へプレゼントしたりして、イベント後も施設や来場客へ還元するようなサイクルで展開するそうです。

【詳細はこちら】 MARINE & WALK YOKOHAMA

みなさんも今度の週末にはお出かけして、各所のサステナブルなクリスマスツリーやイルミネーションを見に行ってみてはいかがでしょうか。


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Life Hugger 編集部

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