冬至を過ぎ、本格的な寒さがやってきました。暖房機器の使用が増える冬は、電気代が気になる季節ですよね。でも、ちょっとした工夫でエネルギーを節約しながら、快適に過ごせます。今回は、家庭で今日から実践できる冬の省エネアイデアをご紹介します。
家庭でできる簡単な省エネアクション
以下にエネルギーを節約しながらも、快適で暖かな冬を過ごすための簡単な工夫をご紹介します。
暖房を効果的に使用
エアコンは家庭で使用される家電の中でも、特に電力消費が多いもののひとつです。設定温度を1℃変えるだけで、約10%のエネルギーを節約できると言われています。
エネルギー消費を抑えるためには、フィルターを定期的に清掃することが重要です。また、加湿器を併用して室内の体感温度を上げたり、厚手のカーテンを使用して窓からの熱損失を防いだりするのも効果的です。さらに、窓に断熱材を取り付けるなどの工夫をすることで、暖房に過度に頼らなくても暖かく快適に過ごせる環境を作ることができます。
【参照サイト】Panasonic 電気代アップに備えて知りたい。冬のエアコン節電ポイント
【参照サイト】ダイキン フィルター掃除と室外機周辺の片付けによるエアコンの節電効果を検証
【参照サイト】三菱電機 エアコンのフィルターの掃除方法や頻度は?そんな疑問にお答えします
着る省エネを実践
家の中で暖かく過ごす工夫を取り入れることで、暖房に頼りすぎず快適に過ごせます。重ね着や暖かい素材の衣類を着用し、厚手の靴下やスリッパを活用することがおすすめです。また、毛布やひざ掛けを使って冷えやすい手足を重点的に保温することで、全身が効率よく暖まります。
照明を工夫

冬は日が短くなるため、照明の使用時間が長くなります。この時期は、エネルギーを節約する絶好のチャンスでもあります。照明に関する工夫をすることで、消費電力を大幅に削減し、コストを抑えつつ環境にも配慮できます。
照明をLEDに交換すると、白熱灯に比べて約80%の消費電力を削減できるため、長時間の使用でも電気代を大幅に抑えられます。また、使っていない部屋の電気をこまめに消す習慣も効果的です。
【参照サイト】U-POWER 電気をつけっぱなしにするとどうなる?電気代節約術と効率的な照明管理法
電気毛布や湯たんぽを利用

暖房の代わりにピンポイント暖房を活用することで、効率よく暖かさを保つことができます。就寝時には電気毛布や湯たんぽを使い、ソファや椅子ではひざ掛けを併用するのが効果的です。
家電の省エネモードを活用
冷蔵庫の設定温度を「中」にし、洗濯機では低温洗浄や夜間運転を活用することで、冬の低気温をうまく利用しながらエネルギーを節約できます。
特に冷蔵庫は、外気温が低い冬場には設定温度を下げても食品が十分に冷えるため、省エネ効果が高まります。また、洗濯機を夜間に使うことで、電力のピークタイムを避け、電力使用の効率化にもつながります。
コンセントの待機電力をカット
家電製品は、使用していない時でもコンセントに接続されているだけで電力を消費する場合があります。節電タップを活用したり、長時間使わない時にはコンセントから抜くことを意識することで、待機電力を削減できます。
ウォームシェアで楽しみながら省エネ
ウォームシェアは、別々の部屋で暖房を使う代わりに、一つの部屋で一緒に過ごすことでエネルギーを節約することです。家族やご近所、仲間同士が一つの部屋に集まって過ごすことで、エネルギー消費を減らしながら、楽しんだり絆を深めたりすることができます。
さいごに
家庭でのちょっとした省エネアクションを実践することで、無理なくエネルギーの節約ができ、家計にも環境にも優しい冬を過ごすことができます。この冬から、簡単なアクションで省エネライフをはじめてみませんか。
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