株式会社ロフトは、同社が取り組んでいる容器回収プロジェクト、「ロフト グリーンプロジェクト リサイクルプログラム2023」の実施を発表した。第4弾となる今回は、回収対象が合計35ブランド・メーカー、期間は2023年9月1日（金）～2024年8月31日（土）、対象店舗はロフト全152店舗と非常に規模の大きなものとなる予定だ。
「ロフト グリーンプロジェクト リサイクルプログラム」は、テラサイクルジャパン合同会社と化粧品メーカー各社との協働プロジェクトで、2021年10月よりスタートし、今年7月末までで累計2,120kgという回収実績となっている。ロフト全店（予定）に設置された、黄色い回収リサイクルボックスが目印だ。
ロフトでは他にも、「BIOLOGIC LOOP（ビオロジックループ）」や「はじめよう、ペンのリサイクル」も実施中だ。
BIOLOGIC LOOPは、2021年8月よりスタートした繊維循環プラットフォームで、繊維衣類品・繊維製品の回収（※対象外は肌着、布マスク、布団、スリッパ、水や油で濡れているもの）を行っている。対象店舗は、銀座、渋谷、池袋、横浜、千葉、吉祥寺、梅田、京都の8店舗。回収した繊維素材をリサイクルして製作したスタッフバッグやトートバッグをロフト店舗内やネットストアにて販売中だ。
「はじめよう、ペンのリサイクル」は、株式会社パイロットコーポレーションとテラサイクルジャパン合同会社、文具販売店が協働して2021年7月より実施しているプログラムで、使用済みペンやプラスチック製筆記具、修正テープ、プラスチック製パッケージといった使用済み文具の無料回収を行っている。こちらは、全国89店舗（※2023年8月30日現在）、文具雑貨売り場で展開中だ。
循環型社会に上手く移行するためには、消費者たちの協力も欠かせない。小学校に通う子どもから、大人でも使えるオフィス用品まで幅広い層が対象のロフトで、これほど大規模な回収プログラムを実施していることは、消費者が資源回収に積極的に参加するきっかにもつながりやすい。買い物ついでに、ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
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斉藤雄二
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