関西も!ロフトがタオルやカーテンなどの回収拠点を拡大

生活雑貨専門店の株式会社ロフトは、「“LOFT GREEN PROJECT(ロフト グリーンプロジェクト)”できることから。環境を考えるきっかけに。」をスローガンに掲げ、リサイクルプログラムに取り組んでいる。

2022年4月に銀座ロフトからスタートし、同年7月より渋谷ロフト、池袋ロフト、横浜ロフト、千葉ロフト、吉祥寺ロフトの計6店舗が、繊維のリサイクルプログラムシステム「循環型プラットフォームBIOLOGIC LOOP(ビオロジック ループ)」の回収拠点になっている。

2023年8月5日(土)より新たに梅田ロフト、および京都ロフトの関西2店舗が拠点に加わり、計8店舗にまで拡大。引き続き、使用済みの繊維製品を捨てずに回収し、新たな資源に再生する循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」の取り組みを推進していく考えだ。

ロフト回収拠点拡大
<循環型プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」取り組み概要>

拡大拠点:梅田ロフト2階・3階、京都ロフト4階
回 収 量 :2022年5月~2023年7月回収量 合計2,063キログラム
回収対象:繊維衣類品、繊維製品
(例:タオル、キャップ帽含む帽子、ナイロン含むエコバッグ、カーテン、ぬいぐるみなど)
※対象外:肌着、布マスク、布団、スリッパ、水や油などで濡れているもの


ロフト回収拠点拡大

BIOLOGIC LOOPの回収ボックス

また、2022年5月から2023年7月までにロフトで回収された繊維資源は、2,063キログラムに達したと発表。BIOLOGIC LOOPの協力のもと、100%リサイクル素材「RETEXPET®」*注1)を使用したオリジナルバッグを製作し、2023年5月から銀座ロフトを始めとする9店舗およびロフトネットストアにて販売している。

*注1)RETEXPET®は、株式会社エス・ピーパックの登録商標

このほかにも雑貨販売の立場から、「できることから、はじめよう」をモットーに、循環型社会の実現を目指すアクションに着手している。リサイクルプログラムとしては使用済みキッチンスポンジの回収や化粧品の容器回収、さらに筆記具のパッケージを含むプラスチック類の回収拠点を設ける取り組みも継続している。

【参考記事】【2023】コスメやスキンケアの空き容器は捨てずにリサイクルへ!回収スポットまとめ

さまざまなものを回収する取り組みが増えているとはいえ、繊維の回収を行っている場所はまだ少ない。買取業者に買い取ってもらえない布製のアイテムがもし家に眠っていたら、持ち込みを検討してみてはいかがだろうか。全国展開するロフトが行うプロジェクトは今後もますますの拡大が予想されていて、「循環型の回収拠点と言えばロフト」と認知される日もそう遠くはなさそうだ。

【参照サイト】Loft
【関連ページ】ロフト全店にて使用済み容器回収リサイクルプログラムの実施を決定!

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mia

旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ ・アロマ検定一級 | バックパックに暮らしの全てを詰め込み世界一周。4年に渡る旅の後、AUSに移住し約7年暮らす。移動の多い人生で、気付けばゆるめのミニマリストに。 ライターとして旅行誌や情報誌、WEBマガジンで執筆。現在は自然に沿った生き方を実践しながら発信中。地球と人に優しい暮らしのヒントをお届けします。