家庭用の浄水器は、プラスチック製が一般的。定期交換が必要なカートリッジもプラスチック製で不燃ごみ扱いとなるため、定期的にプラスチックごみを排出することになってしまう。
安全性の高い水は飲みたいが、なるべくごみを出したくない人に向けて、Life Huggerでは以前「おすすめの竹炭」記事を紹介している。天然素材で繰り返し使えるのは、竹炭ならではの魅力だ。
【関連記事】プラスチックフリーの浄水器!備長炭や竹炭おすすめ6選
しかし、より手軽に、なるべくごみを出すことなくおいしい水を飲みたい人もいるだろう。このたび、株式会社タカギよりプラスチックの使用量を削減して、環境に配慮した蛇口直結型浄水器「mini Neo」が発売された。同社は蛇口一体型浄水器の開発で、トップシェアを誇っている。
「mini Neo」は同社の従来品に比べ、使い捨てされるプラスチック使用量を約88%削減。環境に配慮しつつも除去性能を向上させた、画期的な蛇口直結型浄水器だ。
削減されたのは、カートリッジを覆うカバーの部分。一般的にカートリッジ本体は厚いプラスチックに覆われているが、「mini Neo」では流路構造の大部分を浄水器本体に組み込んだことで、カートリッジを最小限のパーツで構成することが可能になった。その結果、浄水カートリッジ1本につき、使い捨てされるプラスチックを約5.7g(ろ材部は除く)まで削減できたのだ。
カラーバリエーションはシンプルな白と黒の2色。浄水カートリッジは、標準タイプと高除去性能タイプの2種類から選べる。同社従来品の除去物質数が4物質から6物質にまで増えた標準タイプに加え、15物質を除去できる高除去性能タイプも新登場。
樹脂量を大きく削減しつつも、高除去性能を実現したことが評価された同製品は、グッドデザイン賞2022を受賞。今まで、定期的に出るカートリッジごみが気になっていた方に、おすすめの浄水器だ。
【公式サイト】タカギ
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mia
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