ファッション業界は、環境負荷への影響が大きい産業のひとつです。生産時に使われる膨大な水やエネルギーなどの資源、そしてまだ着ることのできる衣服が廃棄される「ファッションロス(衣服ロス)」問題も、年々深刻化しています。
購入した服はなるべく大切に繰り返し着る、そういう姿勢で衣類とも向き合うことが求められています。例えば数回しか着ないのに、クローゼットに眠り続けることになる衣類のひとつに、パーティードレスがあります。心当たりがある人は多いかもしれませんね。
今回は結婚式などお呼ばれのシーンにピッタリな、レンタルドレスサービスをご紹介します。
レンタルドレスのメリット
着る機会が少ないにもかかわらず、できれば同じものを着たくないパーティードレス。レンタルサービスを活用すると、コスト面で節約でき、さらにそのときのトレンドの一着を着ることができます。普段着ることのないデザインにも挑戦しやすいので、オシャレの幅がさらに広がります。
おすすめレンタルドレスまとめ
1.my closet(マイクローゼット)
画像は、マイクローゼットから引用。
「都会のウォークインクローゼット」をコンセプトに掲げた、レンタルドレスサービス「my closet」。トレンド感のあるドレスやバッグ、アクセサリーなどの小物が充実した「ウォークインクローゼット」は、“都会を使いこなす女性” のために誕生しました。
渋谷駅、道玄坂上にある店舗ではベテランのスタイリストが、希望を元に似合う一着を店内に約1,000点あるドレスの中から提案。お気に入りが見つかるまで試着は何度でも可能なのも嬉しいですね。またマタニティから大きめサイズまで対応の幅が広いので、希望に合ったものがきっと見つかります。
もちろんネットレンタルも可能です。その際は、2着目の予備ドレスサービスもあり、ネットで失敗したらという不安も払しょくできて安心です。
また店舗では、ドレスに合わせたヘアセットも可能なのは実店舗を持つ「my closet」の強みですね。
【ウェブサイト】my closet
- 料金:5,000円〜(税込)※オリジナルドレス/3泊4日
- 利用方法:店頭・ネット
2.Oshare Concious(おしゃれ コンシャス)
画像は、おしゃれ コンシャスから引用。
「ドレスをもっと気軽に」「もっと日本の女性に“着飾る幸せ”を感じて欲しい」、そんな願いから始まった「おしゃれコンシャス」。
サイトによるとドレス数、業界最多を誇る6,700点以上!バッグや靴、ドレスをさらに華やかに演出する小物など、全てを合わせた商品数は14,800点以上というから、あらゆる希望やニーズに対応できるといっても過言ではないでしょうね。
しかもレンタル費は、6泊7日で2,900円からというお手頃価格で、気兼ねなくオシャレを楽しめます。
また、専属の女性スタイリストに無料で相談できます。
安心のポイントとしては、商品の受け取り後、「サイズが合わない」「思っていた商品と違う」といった場合でも、代わりの商品を即日発送(最短 翌日午前にお届け)してくれるという点。日にちをずらせない、特別なイベントだからこそバックアップサービスはありがたいものです。
【ウェブサイト】Oshare Concious(おしゃれ コンシャス)
- 料金:2,900円〜(税込)/2泊3日~6泊7日 ※同一料金
- 利用方法:ネット
3.Liliarge(リリアージュ)
画像は、リリアージュから引用。
「リリアージュ」は、業界最安級を謳うレンタルドレスサービスです。一律4,980円というシンプルかつリーズナブルな金額設定は嬉しいですね。結婚式・二次会・1.5次会の国内メーカーかつ最新パーティードレスがS~4Lサイズまで幅広くそろっているので、シーンや体型にピッタリの一着に出合えるはず。
また500円で加入できる「あんしん保証プラン」は、追加クリーニングなど追加費用が免除されるサービスです。例えば小さいお子さんの多いパーティーやイベントなどの場合、入っていると安心感が増すかもしれません。
【ウェブサイト】Liliarge(リリアージュ)
- 料金:4,980円(税込)/3泊4日 ※土日祝日
- 利用方法:ネット
4.ワンピの魔法
画像は、ワンピの魔法から引用。
20~60代まで幅広い層で、14万人(2023/5現在)が利用しているオンライン完結のレンタルサービス「ワンピの魔法」。現在2,147着のドレス、59着のワンピースがそろっています。20~50代と世代別のおすすめがあるので、長いお付き合いも可能です。
百貨店や専門店で販売する良質なドレスをレンタルでき、一律6,480円。さらにドレス・羽織・ネックレスのコーディネートセットが一律9,480円なのはお得ではないでしょうか。コーディネートに自信がない場合は、ぜひ活用してみたいですね。
【ウェブサイト】ワンピの魔法
- 料金:6,489円(税込)/3泊4日 ※土日祝日
- 利用方法:ネット
5.Cariru(カリル)
画像は、カリルから引用。
全国に展開するリサイクルショップ、「トレジャーファクトリー」が運営するドレスレンタルサービスです。「良いものをシェア」を新しいスタンダードに、フォーマルスタイルがそろっています。結婚式だけでなく、同窓会や七五三などさまざまなハレの日に利用できます。
ドレス・羽織・ネックレスの3点や、ドレス・バッグの2点などセットでレンタルすることも可能なので、コーディネートごとレンタルしたい人におすすめです。
【ウェブサイト】Cariru
- 料金:6,980円~/2泊3日~最大90日
- 利用方法:ネット
6.DRENi(ドレニ)
画像は、ドレニから引用。
東京・有楽町にショールームを構える「DRENi(ドレニ)」は、ファッション商業施設「マルイ」が運営するレンタルドレスのサービスです。料金は少し高めになりますが、高級感のあるドレスや装飾アイテム、雑貨がそろいます。また受け取り場所が自宅、宿泊先、マルイの3つから選べるのも、マルイならではのサービスですね。
届いたけれど想像と違う、という事態を防ぐため「2着届いて1着レンタル」というサービスも。これならショールームへ行けなくても気になる2着を家で試着、より合う方を選ぶことができます。
【ウェブサイト】DRENi(ドレニ)
- 料金:13,200円~/3泊4日
- 利用方法:店舗(ショールーム ※試着用)・ネット
7.AND YOU DRESSING ROOM(アンドユードレッシングルーム)
画像は、アンドユードレッシングルームから引用。
「日本のパーティーシーンをもっとおしゃれに」という想いで生まれたサービス。「AND YOU DRESSING ROOM」で扱うのは全てインポートドレス。華やかさ、写真映えを意識した、日本では珍しいデザインや総レースのドレスなどがそろうのが特徴です。
またパーソナルカラーや骨格診断を用いて、ピッタリのドレスを提案してくれるのも嬉しいですよね。さらにドレス選びに迷ったら、DMから好みを伝えて相談に乗ってくれます。パーティー当日が楽しみになるような一着と出会えること間違いありません。
【ウェブサイト】AND YOU DRESSING ROOM
- 料金:4,950円~/3泊4日
- 利用方法:ネット
今回紹介したドレスのレンタルは、環境への負担が大きいファッション業界における持続可能な未来に向けた、ひとつの有望な手段として期待ができます。ほかにも、例えばパーティードレスであれば趣味の合う友人同士で交換する、サイズアウトしたり好みが変わった場合には買い取りや寄付のサービスを利用するという方法もありますね。
着る機会が少ないドレスだからこそ、少しでも一着当たりの使用率を上げること、長持ちさせることを私たち一人ひとりが心がけたいものです。
【関連ページ】洋服の断捨離でお悩みの方必見!おすすめのファッションレンタルサービス6選
mia
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