残暑がまだまだ厳しい日が続きます。今回は、暑い時に気軽にできる、エコ&サステナブルな暑さ対策を、編集部が厳選して9つ紹介します!
※ただし、危険な暑さの時は冷房を適切に使い、屋内にいるのが一番ですので無理をしないようにしてください。
人気グッズ編
首に巻く「クールリング」を活用する
昨年ごろから人気が高まっている、NASAが開発した特別な冷却素材PCMが入っている「クールリング」。28度以下で冷えるので、気軽に使えて便利です。おすすめの使い方は、クーラーボックスや保冷バッグに入れて冷やしておき、運動などの合間「今こそ冷やしたい」というタイミングで使う方法。熱中症対策にも有効です。
なお、「SUO(スオ)」などのサステナブルな素材でできたものもあるので、購入する時は「サステナブルな素材でできていること」も基準にしてみてください。
携帯用の扇風機を使う
筆者も携帯用の扇風機を使っているのですが、風があるだけで涼しく、特に電車の乗り換えなどの時に便利さを実感しています。ものによっては風速が弱いもの、音が大きいものもあるので、可能であれば使用感を店頭で確かめるか、口コミなどをチェックしてから買いましょう。
サステナビリティの観点では、乾電池式よりも充電式のほうが出るゴミが少ないのでオススメです。ただし、充電式でよく使われているリチウムイオン電池は分別回収の必要があるので、壊れた時などに処分する場合は自治体の基準を確認してから出すようにしましょう。
氷のうを使いこなす
氷のうはいろんな箇所をサッと冷やせる優れもの。発熱した時にも活用できるので1つあると便利です。最近では100円ショップや300円ショップで、様々な色柄、サイズの氷嚢が販売されているので、お気に入りを選んでみては?
家にあるもの編
薄手のタオルや手ぬぐいを活用する
薄手のタオルや手ぬぐいを首にかける時にも、ひと工夫しましょう! 筆者がよくやる方法は、首に巻けるサイズ感の保冷剤を巻くこと。登山やテニスなどのスポーツの時に動いても、あまりズレないので快適です。また、水で濡らして首に巻いたり、スポーツ観戦や野外フェスの時に頭からかぶるのも便利な方法です。
うちわ、扇子を持ち歩く
うちわや扇子は、手軽に持ち運びでき、電気要らずで風を作れる、昔ながらの便利グッズです。木や紙、綿などの自然に還る素材のみでできたものを選ぶと、よりサステナブルです。
大判の布を持ち歩く
大判の布は、日差しが強い時には日除けに、冷房が効きすぎている部屋にいる時はストールがわりに使えます。薄手の綿でできたものを使うと、洗濯の乾きも早いのでストレスが少ないですよ。
新しいアイデア編
シリコンポーチに濡らしたミニタオルを入れ、凍らせる
シリコンポーチに濡らしたミニタオルを入れておくと、外にいるときにひんやり冷たいおしぼりとして使えて便利です。繰り返し使えるところがサステナブル!
スープジャーにひんやりデザートを入れる
おすすめは、保冷・保温機能が高いスープジャーに、市販のゼリーや手作りの簡単スイーツを持っていくという方法。
やり方は、スープジャーに氷水(適量)を入れて、ふたをして冷やしておく、またはふたを開けて冷蔵庫でスープジャーを冷やしておき、そこに市販や手作りのゼリーを入れて持ち運ぶだけ。手作りする場合は、フルーツ寒天やアサイーボウルがおすすめです。
【参照サイト】MY LIFE RECIPE
アウトドアメーカーの下着を使う
アウトドアメーカーの下着は、涼しさに加えて、汗冷えを防ぐための通気性の良さもあるので、快適に過ごす心強いアイテムになります。山やキャンプの時以外にも活用しましょう。
工夫して残暑を乗り切ろう!
今回は、お出かけ時のエコな暑さ対策をまとめました。できそうなことから試しながら、残暑を乗り切りましょう!
※繰り返しになりますが、危険な暑さの時は冷房を適切に使い、屋内にいるのが一番です。また、適切なタイミングで水分補給をしたり、十分に睡眠をとることも重要です
【関連ページ】日本のくらしの知恵に学ぼう!エコで手軽な夏バテ対策7つ
曽我 美穂
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