8月末から9月は秋が始まる季節。とはいえ、まだ蒸し暑い日が続くので夏バテや熱中症対策が必要です。この時期に体調不良や自律神経の乱れを感じる「残暑バテ」もあり、体調管理にも気が抜けません。
蒸し暑い夏を乗り切るために、日本には昔ながらの夏バテ、暑さ対策の知恵があります。今回はそんな知恵を中心に、お財布にも地球にも負担がかからない方法を7つ、紹介します!
アロマオイル・ハッカ油の活用
アロマオイルの中には、さわやかさ、涼しさを感じさせてくれる夏にぴったりな種類があります。マイルドな効果でオススメなのは、レモングラス、レモンユーカリなどの柑橘系のオイル。はっきりと涼しさを感じたいときは、ペパーミントがおすすめです。
特にハッカソウというミントを乾燥させて抽出した植物油「ハッカ油」は、20ml入りで600円(Amazonで2021年8月時点)と、他のアロマオイルと比較して、とてもリーズナブル。ハッカ油は蒸発する際に周囲の熱を奪う性質を持っているため、暑い季節はこの性質をうまく使えば、家の中でも外出先でも、手軽に涼しさを感じられます。
【おすすめの使い方】
- スプレーボトルにハッカ油を数滴たらして「清涼スプレー」を作り、首筋、腕、わきなど、涼しくなってほしいところにつける
- 50cmほど離した位置から「清涼スプレー」をマスクにふきつけて、ハッカ油マスクにする
- うちわや扇子にハッカ油スプレーをふきつけ、香りを楽しむ
- ハッカ油を湯船に1、2滴たらして「入浴剤」に。夏の入浴時もさわやかな気分になれるはず!
- お気に入りのシャンプーに数滴、ハッカ油を入れて混ぜて使う(清涼感が増してGOOD)
使い慣れるとハッカ油はとても便利ですが、注意点もあります。まず原液を肌につけるのはトラブルを招くおそれがあるので、やめましょう(アロマオイルも同様)。また、刺激作用があるため、目や目の周囲等に付けないように注意してください。猫はハッカ油の成分が苦手なので、猫を飼っている人は猫がいる空間で使わないようにしましょう。その他の注意点はこちらをご確認ください。
手ぬぐいの活用
昔から使われてきた手ぬぐいの便利な点は、その薄さと軽さ、そして乾きやすさです。暑さ対策には、下記のような使い方があります。
【おすすめの使い方】
- 冷たい水で濡らして首にかけ、ネッククーラーに(首を冷やすと、頸動脈を流れる大量の血液が冷やされるので体温が早く下がります)
- 帽子と頭の間にはさみ、首筋の日よけに
- 冷たい水で濡らして頭を包む
冷感タオルの活用
「冷感タオル」は、特殊加工がしてあるポリエステルなどの素材でできたタオルです。水に濡らして軽く絞り、振るだけでひんやり冷たくなるので、暑い季節に便利です。冷却タオルや、クーリングタオルとも呼ばれます。【おすすめの使い方】
- 冷たい水で濡らして首にかけ、ネッククーラーに
- 炎天下や運動後でバテそうな時は首、手首、足首、わきの下を冷やす
- 濡らして冷蔵庫で冷やしてから持っていく(こうすると冷たさがアップします!)
「氷のう」を使う
「氷のう」は、運動後のクールダウンや、捻挫、打撲、突き指、発熱時のアイシングなどに使われてきた道具で、アイスバッグとも呼ばれています。利用法はとてもシンプル。中に氷を入れるだけです。最近では100円ショップや雑貨店でも買えるようになり、より身近になりました。使い方も多様化。真夏に外で活動する時や、お弁当の保冷に使う人もいます。
【おすすめの使い方】
- 炎天下や運動後でバテそうな時は首、手首、足首、わきの下を冷やす
- 暑い時に頭にのせて冷やす
- 捻挫、打撲、突き指のアイシング
- 日焼け後のクールダウン
特に、暑い日のウォーキング、スポーツ、海水浴、屋外プール、体育館などに持っていくと便利です。100円~数百円で買えるものも多いので試してみてください!
「冷却ジェル枕」を使う
「冷却ジェル枕」は、中にジェルが入っている枕で、冷凍庫や冷蔵庫で冷やすだけで繰り返し使えます。使い方も簡単で、タオルにくるんで枕の上に置いて寝るだけ。頭がひんやりすると、寝苦しい夜や発熱時も快適です。(我が家は3つ常備しています。)入浴&足湯をする
夏の暑さや冷房の冷えで疲れた体を癒し、夏バテを予防するのに効果的なのが入浴。ゆっくりお風呂に入ることで全身がリラックスし、自律神経のバランスが整います。また、適度な入浴をすると全身の血行がよくなるので、快適な睡眠がとれます。ただ、お湯が熱すぎたり、長湯しすぎるのは疲労感が増すので、注意しましょう。
足湯もおすすめ。夏は冷たい飲み物、薄着、エアコンが効いた部屋などで下半身(特に足)が冷えやすいのですが、足湯をすると全身の血の巡りがよくなるので、冷え予防になります42度程度のお湯をバケツに入れ、足を15分~20分つけておくだけです。
打ち水をする
道やベランダ、庭先に水をまく「打ち水」をすると、気化熱で地面の熱が大気中に逃されるため、周囲の温度を下げることができます。
風呂の残り湯などを再利用し、家の前、ベランダなどのなるべく日陰の部分に打ち水をしてみましょう。昼間ではなく比較的日差しが少ない朝や夕方に、日陰におこなうほうがゆっくりと水が蒸発するので、涼しさが持続します。なお、道具は写真のようなセットがなくても、洗面器などに水を入れ、手でまくだけでも効果は変わらないのでOKです。
今回お伝えしたような方法は、どれも手軽に試せます。できそうな方法を選び、暑さを上手に乗り切りましょう!
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曽我 美穂
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