華やかなイルミネーションやディスプレイで街中が彩られ、そこかしこにクリスマスムードが漂っています。そんなこの季節に欠かせないものと言えば、クリスマスリースなどの飾りです。いろいろなお店でさまざまな装飾品が販売されていますが、今年は家にあるものや手に入りやすいものを使って、手作りしてみてはいかがでしょうか。
今回は、庭に生えているオリーブの枝・葉・実、そしていただきもののユーカリやドライにしたアジサイなどを使って、リースとスワッグを作ってみました。お店で売られているような整った形には仕上がらないかもしれませんが、手作りならではの味があり、いつもとは違ったクリスマスになるかもしれません。
オリーブの枝葉で作るリース
「リース」を作ってみよう!
【使用するもの】
- オリーブ(枝・葉・実)
- ローズマリー
- 紐または針金(草や枝に馴染む、または目立たない色がおすすめ)
【作り方】
- オリーブの枝を使って、リースのベースとなる輪っかを作ります。枝のみを使用するので、葉は取っていきます。
- 枝にゆっくりとカーブをつけながら枝同士を紐でくくり、輪っかになるように作っていきます。
- ベースの輪っかができたら、葉や実の付いているオリーブの枝をバランスよく巻き付けていきます。
- 左右対称になるように付けていき、最後に上の真ん中に、引っ掛ける用の紐をつけます。
- 使っていない端切れをリボン代わりにくくりつけたら出来上がりです。
- 花(すでにドライにしたもの)・葉・枝
- 南天(なんてん)・ギョリュウモドキ・ブルーアイス・ユーカリ・アジサイ
- 紐または針金(草や枝に馴染む、または目立たない色がおすすめ)
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ナチュラルリースの魅力
剪定したてのオリーブの枝にはしなりがあり、土台の輪っかを作るには最適です。完成から数日経つとオリーブの葉や実が乾燥し、少しボリュームダウンしますが、それもナチュラルリースならではの味。今回の2~3倍の枝・葉を使って作成すれば、日付が過ぎてもボリューム感のあるリースになると思います。
草花や枝でインテリア小物作り
「スワッグ」を作ってみよう
庭に咲いていたお花や、いただいたお花を花瓶に生けてから長く楽しむには、ドライフラワーにするのもひとつの手です。今回はドライフラワーにしたギョリュウモドキ・アジサイや、剪定したてのユーカリ・ナンテンの葉や実などをブーケのように束ね、壁飾りとして使えるかわいいスワッグを作ってみました。
【使用するもの】
※今回は家になっていたものと、知人からいただいた草花を使用しました。
【作り方】
作り方はシンプルで、特にこれといったルールはありません。複数の種類を組み合わせて紐でくくる花束のような形や、木の枝をベースに巻き付けていく長細い形など、いろいろと楽しみながら作成できます。どちらも大きさや色のバランスを考えながら重ねていく方法です。
材料は家にあるものでまかなう
固定したものを紐で結ぶ場合、片手で押さえて、もう一方の手で紐を結ぶのはなかなか難しく、場合によっては形が崩れてしまうかもしれません。紐よりも針金のほうが固定しやすいかもしれませんが、わざわざ針金を購入する必要はありません。今家にある紐を使っても十分に立派な飾りを作ることができます。
後片付けの時に集めたドライの花をお皿にのせるだけでもインテリアの一部になります。また、残った枝葉や花でミニスワッグを作り、手土産にちょっと添えるのも素敵です。
手元にあるもので、オリジナルの一品を
家の庭に生えているものや知り合いからいただいたもの、廃棄されてしまう花などを花瓶に生けて楽しんだ後にドライフラワーにし、装飾品やインテリア雑貨として活用するのはオシャレでサステナブルな取り組みです。
大きめで色のついた花は、リースやスワッグのアクセントとして使用すると、より一層華やかになります。身近なもの、今あるものを活用し、これからの季節を楽しんでみてはいかがでしょうか。ほんのりと香る花や葉の匂いに癒されますよ。