三菱地所、量り売りマルシェ「丸の内 gramme Marché 2024」開催。食品ロス削減へ向けた取り組み

三菱地所株式会社は、2024年9月27日(金)~29日(日)の3日間、量り売りマルシェ「丸の内 gramme Marché(グラン マルシェ)2024」を開催する。

今年で12回目を迎える本イベントは、「会話と購買で、丸の内からフードロスや廃棄について考える」をテーマに、全国各地から集まった食材をグラム単位で販売する13店舗が出店する。

国連が定める記念日「食料のロスと廃棄に関する啓発の国際デー」に合わせて開催され、生産者と来場者が食品ロス削減について共に考えるという目的もある。生産者との対話を通じ、食の大切さや食品ロス問題への理解を深める絶好の機会となりそうだ。

三菱地所、量り売りマルシェ「丸の内 gramme Marché 2024」開催

13店舗うち11店舗は初出店となっており、学生が経営するセレクトショップや国産ドライフルーツ店など、バラエティ豊かな顔ぶれとなる予定だ。本記事では、出店予定店舗および企業を一部紹介する。

  • アナザー・ジャパン
    東京駅前で学生が経営する47都道府県のフルーツや野菜のセレクトショップ。全国各地の特産品が並ぶ。イベントでは徳島特集として「なると金時」や「すだち」の量り売りを実施。

  • 玉井フルーツ店
    信州上田市産の農産物をメインに、国産にこだわった原料で製造したドライフルーツを楽しめる。規格外農産物などを使用し、食品ロス削減と保存期間延長にも取り組んでいる。

  • ICONIC STAGE marunouchi(アイコニックステージ 丸の内)
    花が枯れる前に押し花化されたエディブルフラワーを使ったスイーツを提供する。

  • グラッツェミーレ
    国産野菜をふんだんに使った「野菜で野菜を食べる」ドレッシングを製造・販売している。一食分の小分けパウチも取り扱っており、持ち運びにも便利。

  • 株式会社中央軒煎餅
    おかきを製造する工程で、どうしても出てしまう欠けたおかきを商品化したシリーズ「Kakecco(かけっこ)」を販売。量り売りも実施しており、食品ロス削減に取り組む。

  • グリーンファーム角屋&ゆみたか農園
    グリーンファーム角屋からは、生産時に出る規格外野菜を使って製造した野菜チップや漬物を販売。ゆみたか農園では、石川県能登の牡蠣殻を肥料に使ったトマトなどを販売する。

  • げんき農場
    自社で製造した野菜やフルーツをキッチンカーを使って直接販売している。量り売りや加工品販売も取り扱っており、食品ロスに取り組んでいる。

また、イベント中は決められた重さをぴったりと量る、参加型ゲーム「グラムコンテスト Supported by Bio c’ Bon(ビオセボン)」も開催。ジャストグラム賞としては、ビオセボンの人気商品がプレゼントされる。

【丸の内 gramme Marché 2024】開催概要

  • 開催日時:2024年9月27日(金)~29日(日)各日11時~19時(予定)
  • 開催場所:丸ビル1階マルキューブ
  • 入場料:無料

※グラムマルシェ内は全店キャッシュレス決済

【グラムコンテスト Supported by Bio c’ Bon】参加条件

  • グラムマルシェで合計1,000円(税込)以上の購入

※合算可/チャレンジは1人1日1回まで
※景品がなくなり次第終了

気候変動や大量廃棄といった社会問題にも通じている食品ロス問題。本イベントに参加する企業や店舗が実践しているような、小さなところから変えていく取り組みが、やがて大きな変化へとつながっていくのかもしれない。


【参照サイト】フードロスに貢献しながら全国の名産品を味わい尽くす!量り売りマルシェ「丸の内 gramme Marché 2024」開催
【関連ページ】ヴィーガン食品が気軽に買える!ヴィーガン食品の取り扱いが多いサイト6選!

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斉藤雄二

「フレキシタリアン」を実践している静岡在住のWebライター。これまでモノ系、テクノロジー、サイエンス、ビジネス、ファッションといったジャンルで執筆してきました。趣味は読書とフィットネスと料理。最近は愛車のfiat500でドライブに出かけるのが楽しみです。