おうち時間は親子で料理を楽しもう!エコ・クッキングにもチャレンジ!

クッキング

夏休みや連休などで長くなる子どもとのおうち時間、マンネリ化していませんか? そんなときは親子で料理を楽しんでみましょう。子どもの生きる力を育む上でも料理ができるようになることはとても大切です。とはいえ、子どもと料理をするとついイライラしたり、足手まといに感じたりしてしまう方も多いかもしれませんね。そこで今回は、ママやパパの負担が少なく、小さなこどもと一緒でも作れる簡単料理をご紹介します。

子どもと一緒に料理を作るときのポイント

まずは料理の前に、注意事項をきちんと伝えましょう。触ってはいけないもの熱いものなどは前もってだけでなく、作業しながらも何度も伝えることが大切です。また、子どもは形を作ったり盛りつけたり、料理のメインとなる作業が大好き。つい親がやりたくなりますが、火傷などのケガに注意しながら一緒に作業したいですね。多少の失敗は大目に見て、おおらかに構えることが何より大切です。

エコ・クッキング調理の7か条

小学生以上のお子さんは、環境のことを考えながら調理、食事、片づけまで行う「エコ・クッキング」に挑戦してみましょう。エコ・クッキングによって、どのくらい食べ物のゴミや使う水の量が減ったのかといった変化を比べてみる自由研究もおすすめです。

その1:野菜はため水+流水で洗う

野菜を洗う際にはボウルなどに水をためておき、ためた水で洗っていきます。汚れや泥の少ない順で洗えば、水をその都度交換することも少なくなります。ため水だけでは洗い切れないので、最後に流水でさっとすすぐと衛生的にも安心です。

その2:野菜の次に肉や魚を切る

食材を切っていくときに、食材ごとにまな板を洗うと水がもったいないですよね。そのため、野菜を切ったらそのまま同じまな板で肉や魚を切ると、まな板を洗う回数を減らすことができます。

その3:野菜は丸ごと皮ごと使う

たまねぎであれば皮と根元をうすく切り取り、にんじんであれば根本を切り取って可食部を残します。へたの周りも細かく切って使いましょう。できるだけゴミを減らすことを意識します

その4:火加減を調節する

ガスコンロの場合、強火にしても鍋から火がはみだしてしまったらその分のエネルギーが無駄になってしまいます。フライパンのように鍋底の大きなものを使うと、無駄なく熱を使えるので火を上手に使うことができます。

その5:鍋にはふたをする

加熱中はふたをしておくことも大事なポイント。熱を鍋の中に閉じ込めて、加熱効率をよくしていきましょう。

その6:洗う前に油汚れを拭き取る

鍋や食器を洗う際には、洗う前に一工夫。汚れや油を古布で拭き取ってから洗うと、使う洗剤と水を少なくすることができます。

その7:水をこまめに止める

面倒でも水道を出しっぱなしにするのではなく、こまめに止めることを意識します。

簡単!子どもと一緒に作れるおすすめ料理

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それでは子どもと一緒でも簡単に作れるおすすめの料理をご紹介しましょう。少しずつ難易度が上がっていくので、年齢や成長に合わせてチャレンジしてみてくださいね。

1. サンドイッチ

食パンや切れ目を入れたロールパンに、好きな食材を挟んで作る簡単サンドイッチです。ソーセージやスクランブルエッグ、チーズ、ハムなどを用意して、好きなように挟んでもらいましょう。自分で作ることで苦手な食材を食べるきっかけになるかもしれません。

2. おにぎり

小さな子どもには広げたラップにご飯を乗せて丸めるだけの簡単おにぎりがおすすめです。ご飯には前もってふりかけをまぶしておくとよいですね。少しレベルアップするとおわんを2つ使って作る方法もあります。おわんにご飯を適量入れて塩やふりかけをまぶし、もう1つのおわんを上に伏せて重ねます。上下に10回ほど振ると、まんまるおにぎりのできあがりですよ。

3. ハンバーグ

ハンバーグはこねたり丸めたりする工程を子どもと一緒にやってみましょう。大人には面倒な作業も子どもなら粘土遊びのように楽しんでくれます。しっかりこねてもらうことでタネがよく混ざり、ふわふわな食感のハンバーグになるというメリットも。丸だけでなく、思い思いの形にしても楽しそうですね。

4. ホットプレート料理

キッチンに立つことに少し慣れてきたら、ホットプレートを使った料理にチャレンジしてみましょう。ホットプレートならダイニングテーブルでも使えるのでお好み焼きや焼きそば、ホットケーキなどを焼く作業もお手伝いしてもらいやすくなります。前述したハンバーグもホットプレートを使えば、焼く作業までお手伝いしてもらえますね。ホットプレートの下には新聞紙を敷いておけば、多少汚れても気になりませんよ。

5.餃子

餃子も子どもと一緒に作るのにもってこいの料理です。親子で一緒に包めば楽しい時間が過ごせそうですよね。うまくひだが作れなくても、くっつけるだけで大丈夫!いろんな形ができるのもまた楽しみのひとつです。ホットプレートを使えば、焼く作業まで一緒にお手伝いしてもらえます。

子どもと一緒に料理を楽しもう

忙しいからとせっかくの子どものやる気を断ってしまっては、成長できるチャンスを逃してしまうかもしれません。忙しいときは簡単なことでもOKなので完璧を求めず、お手伝いしたい気持ちを尊重してあげたいものです。子どもといえども家族の一員。家族のためにやれることを少しずつ増やしていきたいですよね。料理を通して親子のコミュニケーションを深めてみませんか?

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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。