創業20年を超える米国ノースカロライナのアパレルブランド「Solmate Socks(ソルメイト ソックス)」が2022年の秋冬新作コレクションを発表し、公式オンラインストアで販売を開始した。アパレル生産工場から出る廃棄素材をリユースし、新しく紡ぎなおした糸を使ったサステナブルなソックスとなっている。
今回発表されたニューモデル「フュージョンソックス」は、近年再注目されているレトロブームを取り入れ、人気が急上昇している「スラウチソックス」と呼ばれるもの。スラウチソックスとは、つま先から踵にかけて布の厚みや縫い方を工夫し、サポート性を高めたスポーツソックスの類だ。
ソルメイト ソックスのフュージョンソックスは、同社の定番モデルが持つ通気性と遊び心あるデザインに、スラウチソックスの特性を持たせ、寒い日でもしっかりと足を暖めてくれるアイテム。長めにサイズを設けたバブルステッチのレッグ部と、北欧風に編み込んだアイコニックなフット部が組み合わさり、秋〜冬のイメージにぴったりの仕上がりとなっている。
足首あたりでくしゅっと縮めたり、長く伸ばしてブーツソックスとして履いたりと、さまざまなコーデやシーンに合わせて楽しめるのも魅力だ。
ソルメイト ソックスは、B Corp®認証(※米国の非営利団体B Labによる国際認証制度。環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられる)を受けた企業として、環境や社会に配慮したさまざまな活動を積極的に実践してきた。今回発表したフュージョンソックスも、生産プロセスで発生した端材や廃棄素材、中古衣服から生み出したリサイクル糸を使用している。染め直したり染料などを使うことなく、できる限りクリーンな状態で新しい糸に紡ぎ直している点もポイントだ。
また、社会貢献活動の一環として、チャリティーコレクションも新登場。チャリティーコレクションの靴下1足の売り上げの一部は、地域社会のあらゆる専門分野で活動をしている非営利団体に寄付される。
ほかにも、長さが足首までの「クォーターソックス」もあるので、ぜひチェックしてみよう。サイズはどのシリーズも、S(22〜25cm)、M(25〜27cm)、L(27〜25cm)の3種類のラインナップだ。
写真のモデルは女性が多いが、男性にもおすすめできるソックスだ。特に屋内での着用は、電気代や燃料費が高騰すると予想される今冬の隠れたトレンドになるかもしれない。今年の冬はサステナブルで丈夫、デザイン性にも優れた靴下を検討してみてはいかがだろうか。
【参照サイト】Solmate Socks
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斉藤雄二
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