ブックオフなどを運営するブックオフコーポレーション株式会社は、株式会社Hanavie(ハナビー)と協働で、規格外生花「プラスフラワー」の取り扱いを開始した。すでに都内10店舗のブックオフ店頭で販売をしている。

プラスフラワーとは、茎の太さや花の輪の大きさなどがまばらで、生花市場の基準を満たせず、従来は捨てられてしまっていた規格外の花(ロスフラワー)を中心に取り扱った販売サービス。
Hanavieによると、同社が取り扱っている規格外の花は生産量のうち、およそ2割程度あるそうだ。

取扱店舗は以下のとおりだ。詳しい営業日や営業時間は、各店舗へ確認してみてほしい。
春日白山通り店 | 毎週月、火曜日 | 2022年11月~ |
---|---|---|
自由が丘駅前店 | 毎週火、水曜日 | 2022年11月~ |
渋谷神山町店 | 毎週火、水曜日 | 2023年5月~ |
白金ザ・スカイ店 | 毎週木、金曜日 | 2023年6月~ |
下北沢駅北口店 | 毎週火、水曜日 | 2023年10月24日~ |
代々木上原駅前店 | 毎週火、水曜日 | 2023年10月24日~ |
恵比寿南店 | 毎週火、水曜日 | 2023年10月24日~ |
広尾店 | 毎週火、水曜日 | 2023年10月24日~ |
麻布十番店 | 毎週木、金曜日 | 2023年10月26日~ |
田町駅西口店 | 毎週木、金曜日 | 2023年10月26日~ |
目印は、Hanavieがプラスフラワーを販売するスペース「ハナスク」だ。購入者が自分で好きな花を一輪ずつ選んで包むセルフスタンド方式をとっており、価格は1本200円、3本500円となっている。
Hanavieは、リユースやリサイクルを目的とした顧客が出入りするブックオフとの相乗効果で、よりたくさんの人に生花を楽しむ機会が増えてほしいとしている。
リーズナブルな価格で、1本から購入できるため、本を選んだついでに気軽に購入したり、古い本を整理してスッキリした部屋に花を飾るのにもちょうどいい。
生花廃棄の問題解決につながると同時に、生産者・企業・生活者それぞれに魅力あるサービスだ。
【参照ページ】ブックオフ 市場に出回らずに廃棄されてしまう規格外生花 「プラスフラワー」の取扱い店舗を都内10店舗に拡大 ~サステナブルなお花を気軽にお手頃価格で提供~
【関連ページ】母の日にロスフラワーという選択肢を。花の廃棄問題に取り組むエシカルなお店・サービスを紹介
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斉藤雄二
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