無印良品が、新古品やワケあり品などを店頭で販売する「もったいない市」を開催中だ。実施店舗は北海道から中国地方にある17の大型店舗、数に限りがあるため、なくなり次第終了となっている。
無印良品の「もったいない市」は、開封後に返品された商品や傷・汚れなどで店頭に出品できなかった商品をリーズナブルな価格で再販売するという取り組みだ。店頭に並ぶ商品は、無印良品のアップサイクルブランド「ReMUJI(リムジ)」の再生ウール混クルーネックセーターやVネックセーター、キッズ向けベビー向け衣類、人気商品でもある歯ブラシスタンド、ロングセラー商品の白磁食器シリーズ、足なり直角靴下といった生活用品たちだ。
全国の実施店舗は次の通り。
北海道:シエスタハコダテ、札幌パルコ
関東:錦糸町パルコ、板橋南町22
中部:直江津、イーアス春日井、マルエイガレリア
関西:イオンモール四条畷、イオンモール堺北花田、みのおキューズモール、トナリエ南千里アネックス、京都山科、阪急西宮ガーデンズ、神戸阪急
中国:広島アルパーク、エブリイOkanaka津高、天満屋ハピータウン岡北
また、公式オンラインストアでは、ワケあり家具も販売している。
無印良品では2010年から自社アパレル製品の無料回収を実施しており、今回出品される衣類の一部も集めたウール製品や生地を粉砕し、再度紡績した糸を使用している。焼き物食器などは、焼成時に発生した色ムラや黒点、検品中に発見した欠けなどを、安全に配慮して再度加工したものが出品される。
そのため、数量限定であることや、衣類や靴下はサイズも限られているので注意してほしいとのこと。
デザインや品質にこだわり、市場に対して真摯な姿勢で質の高い製品を販売し続けてきた無印良品。求めやすい価格で購入できるだけでなく、気になっていた商品を使ってみるチャンスかもしれない。ぜひ1度、実施店舗に立ち寄ってみよう。
【参照サイト】無印良品
【関連ぺージ】不用品は捨てずにリユースへ。リサイクルとの違いや実践方法を紹介
斉藤雄二
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