トヨタ・コニック・プロ株式会社は10月26日(木)から開催された「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパン モビリティ ショー)2023(一般公開日:10月28日~11月5日)」にて、ランドクルーザープラドのコンセプトモデル「LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”<ランドクルーザープラド ニュースケープ> 」を展示中だ。
LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”は、『一台のクルマをもっと長く愛せるように』との想いから、アウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」とバイオベンチャー企業「Spiber (スパイバー)」との協働で開発されたモデル。
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世界中から高い支持を得ているランドクルーザープラド(2018年式)に、Spiber社が開発した「Brewed Protein™(ブリュード・プロテイン™)」をシートカバーに使用した、世界初の自動車だ。
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Brewed Protein™とは、植物由来の糖を使用した構造タンパク質素材。微生物発酵を利用し、繊維や樹脂状などさまざまな形状に加工できる優れた素材。従来の合皮やレザーと異なり、動物資源や化石資源を使用しない、環境負荷を軽減した「次世代の基幹素材」として注目されている。
デザインプロデュースはTHE NORTH FACEが担当し、ドーム型テント「Geodome(ジオドーム)4」の幾何学模様をリアガラスやバックドアガラスにあしらい、給油口カバーにはTHE NORTH FACEのロゴを逐次成形加工で刻み込んでいる。
![ランドクルーザープラドがTHE NORTH FACEとコラボ!? 次世代繊維採用のサステナブルモデル](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2123/10/sub9-1.jpg)
フラットタイプのルーフキャリアとハーフラダーも装着し、タイヤ・ホイール・キャリパーをオールブラックで統一。プラドの魅力を損なうことなく、タフさと機能性を両立したデザインに仕上げた。
エネルギー問題が注目されがちな自動車分野だが、インテリアやエクステリアなど、改良の余地はまだまだ多い。何年も愛されたデザインを残しつつ、時代に合わせた形に生まれ変わることで、これからも人々に必要とされるものであり続けるだろう。今後の展開にも注目だ。
【参照サイト】CORDE by
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斉藤雄二
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