【iPhone 15対応】サステナブルな「スマホ用防水ケース」5選! アウトドアやお風呂、防災用まで

スマホを川や海などのアウトドアで使用するときに便利なのが「防水タイプのケース」です。限定的なシーンで使いやすい着脱タイプや全面を覆う完全防水タイプなど、幅広いモデルが展開されており、日常生活や仕事でも活躍します。

そこでLife Huggerでは、サステナブルな「スマホ用防水ケース」をまとめました。本体のデバイスだけでなく、環境にも優しいモデルをぜひ検討してみてください。

防水規格の基準「IP規格」について

「IP〇〇」と表記されているは防塵・防水規格は、機械や電化製品などが水で濡れて浸水しても大丈夫かどうかという、防塵性能と防水性能の2つの意味が入った国際規格です。

IPの後の3文字目が防塵規格になっていて、4文字目が防水規格になります。規格は0〜8までがあり、数値が高いほど良い性能といえます。また、保証されていない場合には、Xと表します。

この記事では、防水性に注目しIPX6以上のおすすめのスマホ用防水ケースを紹介します。

防水ケースを常備するメリットとおすすめの使い方

防水ケースは、海や川でのアクティビティや「水場で使うもの」といったイメージはありませんか。近年の防水ケースはデザイン性に優れたモデルも多く、日常生活や防災グッズとしても役に立ちます。

全面を覆うタイプの完全防水ケース

「防水ケース」と聞くと、最もイメージしやすいのがスマホ本体全面をすっぽりと覆うタイプの完全防水ケースです。プールや海、お風呂はもちろん、野外フェスや外仕事といったさまざまなシーンで活用できます。

水に浮く素材で作られており、耐衝撃・防塵機能を備えたものもあり、大切なスマホをしっかりと保護してくれるのが最も大きな魅力です。

一方、重量やサイズが大きくなってしまう点が少し難点といえます。完全に密閉しなければならないため、着脱に手間がかかる点にも注意しましょう。気軽に出し入れできないからこその保護力です。

アウトドアや防災グッズとして

定番のアウトドアシーンに加え、防災グッズとして常備しておくのもおすすめです。

常に装着していると、かさ張ってしまいがちな防水ケースですが、そんなときは着脱が簡単なジッパー式のケースを選んでみましょう。防災グッズとして備えていた場合は、食べ物や貴重品を保護するといった、スマホケース以外の用途として使えるものもあります。

風呂のリラックスタイムやキッチンで

日常の生活の中で役に立つおすすめの使い方は、お風呂やキッチンなどです。

最近のモデルは本体に防水性能が備わっているとはいえ、高価なスマホを水場で使うのは少し気が引けるかもしれません。そんなときは、安心で安全な防水ケースを検討してみましょう。

お風呂のリラックスタイムや、キッチンでのレシピ探しなどで、快適にスマホが使えます。

おすすめの防水ケース

ここからは、おすすめのサステナブル防水ケースを紹介します。リサイクル素材を使ったものや、カーボンニュートラルや寄付活動に取り組んでいるメーカー製のものなどを集めました。

Bounce Extreme Case(バウンスエクストリーム ケース)

テックアクセサリーメーカーCasetify(ケースティファイ)の人気シリーズ「Bounce Extreme Case」です。IP68の防水性能/5x MIL-STD-810G規格を備えており、最大2mの水中で1時間まで使用可能な、全面タイプの防水ケースとなっています。

Bounce(弾む) Extreme(極端)という英名の通り、本体の各コーナーには衝撃を吸収するクッションがあるため、耐衝撃性にも優れています。

使わなくなったケースを回収しアップサイクルして作った高機能素材「Re/CASETiFY ペレット」を使用しています。持続可能を前提とした製品作りと、2030年までにすべての新品プラスチックをなくすことを目標にしています。2022年には、最も影響力のあるサステナブルな取り組みの1つとしてファスト・カンパニー(※)を受賞しています。
※ファスト・カンパニーとは、テクノロジー・リーダーシップ・デザインにおける独自の個性で業界を牽引する企業のこと。


【ウェブサイト】Casetify

LifeProof(ライフプルーフ)シリーズ

OtterBox(オッターボックス)の人気防水ケース「LifeProof Frē(ライフプルーフ フリ)」シリーズです。IP68対応で水深2m、最長1時間の防水、軍用規格(MIL-STD-810G 516.6)の5倍の落下テストをクリアした耐衝撃性能を誇る全面タイプの防水ケースです。

マグネットが内蔵されており、MagSafe(※)にも対応済みです。最新のiPhone 15シリーズのほか、iPhone 14シリーズのモデルも継続販売中です。
※MagSafe(マグネットセーフ)とは、 磁石でくっつけることで脱着を容易にし、充電などができる。

FrēシリーズはLifeProofのなかでも、海洋環境問題に着目したラインナップで、本体の素材には、25%の海洋リサイクルプラスチックを含む、50%以上のリサイクルプラスチックが使用されています。


【ウェブサイト】OtterBox

AQUA PROOF(アクア プルーフ)

AQUA PROOF(アクア プルーフ)

画像は、エレコム株式会社から引用。

ELECOM(エレコム)のアームバンド付きスマホ用防水ケース「AQUA PROOF」です。アームバンドが付けられるので、アクティビティにも最適なモデルです。

JIS保護等級IPX8相当の防水性能を備え、水深10mで30分まで使用可能な耐久力をもっています。出し入れしやすく、密封力の高いワンタッチロックレバーで、立体構造になっているため、サイドボタン類へのアクセスも快適です。

エレコムが定めた「THINK ECOLOGY(シンク エコノミー)」に対応しており「製品本体の主たる構成部品や構成要素が廃棄後にリサイクル・リユースされていることを証明する」製品であることを示しています。製品の包装容器が紙やダンボール、ポリ袋のみと環境保全に取り組んでいます。


【ウェブサイト】エレコム株式会社

  • 商品の詳細を見る:AmazonYahoo!
  • 1,400円〜(税込)

LOKSAK(ロックサック)

画像は、Yahoo!から引用。

and wander(アンドワンダー)の防水ケース「LOKSAK(ロックサック)」です。非常に薄い素材でできているため、日常生活で気軽に使えるのが魅力です。

JIS保護等級IPX8相当の防水・防塵性能を備えているほか、湿気、水、ほこり、砂なども防いでくれるため、登山やハイキングといった負荷の強いアクティビティにもおすすめです。

素材はポリエチレンですが、BPAフリー(※)のため、スマホのほかにも携帯食やカード類などを一緒に入れることができ便利です。
※BPAフリーとは、プラスチックなどの原料の化学物質のBPA(人体に悪影響を及ぼす)が含まれていないことを意味する。


【ウェブサイト】and wander

  • 商品の詳細を見る:Yahoo!
  • 880円〜(税込)

TRIBORD(トリボード)

フランスのスポーツメーカーDECATHLON(デカトロン)の防水ケース「TRIBORD(トリボード)」です。IPX7規格の防水性能を備え、水中での使用はできないものの、水深1mに30分間水没しても内部への浸水がありません。

開口部はプラスチックのロックにスライド式のクリップの二重構造になっているため、簡単かつ強力に密閉できます。ジップロックタイプで本体重量は40g、ストラップ付きなので海やプール、お風呂でも活躍してくれそうです。

DECATHLONはカーボンニュートラルへ(※)の取り組みにも積極的なメーカーで、2026年までに自社のCO2排出量の絶対値を90%削減すると明言しているほか、関連企業への支援も実施しています。
※カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させ、2050年までにゼロを目指すこと。


【ウェブサイト】DECATHLON

  • 商品の詳細を見る:楽天
  • 1,290円〜(税込)

防水ケースも少しずつサステナブルに

サステナブルなスマホ用防水ケースまとめを紹介しました。

日常使いや防災用まで、幅広い用途で使えるのが防水ケースです。環境に優しいモデルも少しずつ増え、選択肢が広がってきています。ポーチタイプや全面タイプなど、用途や目的に合わせて選んでみてください。


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斉藤雄二

「フレキシタリアン」を実践している静岡在住のWebライター。これまでモノ系、テクノロジー、サイエンス、ビジネス、ファッションといったジャンルで執筆してきました。趣味は読書とフィットネスと料理。最近は愛車のfiat500でドライブに出かけるのが楽しみです。