野菜づくりをしていると思ったよりごみが出てしまう、もう少し環境のことを考えて家庭菜園をしてみたいけれど何から始めたら良いか分からない、と思ったことはありませんか。環境に優しい家庭菜園を目指す一歩として、まずは身近な栽培用のプランターから見直してみましょう。今回は、野菜栽培に使える100%プラスチックフリーのものや、エコ素材で作られたプランターやポットを紹介します。
家庭菜園から出るごみとは?
家庭菜園は、環境にも家計にも優しくメリットが多くありますが、家庭菜園を通して出るごみがあるということも事実です。例えば、プランターや支柱などプラスチック製の資材が多く、経年劣化が進むことで割れてしまったりするとごみとなります。家庭菜園を通して出るごみを可能な範囲で減らし、環境への配慮を考えながら、自分にできる工夫で「環境に優しい家庭菜園」を楽しみましょう。今回は、家庭菜園用のプランターに注目し、環境に配慮したプランターや栽培ポットを紹介します。
【関連ページ】できるだけごみを出さずに家庭菜園を行うには?環境に優しい野菜づくりを目指して
100%プラスチックフリーのおすすめプランター&ポット
一般的に、プランターはプラスチック製のものが多いのが現状です。環境に配慮し、プラスチックが全く使われていないプランターやポットを3つ紹介します。
エコチップマーブルポット&ソーサー(株式会社DoLABO)
![プラスチックフリープランター エコチップマーブルポット](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2122/10/ecochipmarble.png)
画像出典:Do! earth&green
- サステナブルポイント:竹やモミガラなど天然素材のみで作られている
- ウェブサイト:Do! earth & green
- 商品の詳細を見る:楽天 Yahoo
エコ鉢(富士園芸資材株式会社)
![エコ素材プランター](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2122/10/ecobachi.png)
画像出典:e-hanas
100%再生紙で作られたエコ鉢。ダンボールと雑誌の再生紙を原料とし無着色のため、植物の根の呼吸を妨げることがなく、栽培環境に適した良い状態が作られます。栽培環境によりますが、屋外は約1~2年が目安になります。使用後は、燃えるごみとして処理が可能です。深さが約30cmあるサイズには、大きく育つトマトなどの栽培もできます。
- サステナブルポイント:ダンボールと雑誌の再生紙で作られ、着色なし
- ウェブサイト:富士園芸資材株式会社
- 商品の詳細を見る:楽天 Yahoo
ecoforms(EcoForms エコフォームズ)
![プラスチックフリープランターエコフォームス](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2122/10/ecoforms.png)
画像出典:EcoForms
- サステナブルポイント:米もみ殻から作られ、製造過程においても環境に配慮している
- ウェブサイト:EcoForms(英語)
- 商品の詳細を見る:楽天 Amazon Yahoo
エコ素材のおすすめプランター&ポット
エコな素材から作られ、プラスチックの使用量を減らしたプランターやポットを3つ紹介します。
tamakara(株式会社ネクアス)
![エコ素材プランター tamakara](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2122/10/tamakarakun.png)
画像出典:tamakara
※矮性(わいせい)とは、標準よりも小さく育つタイプのこと
- サステナブルポイント:卵の殻を51%配合し、プラスチックの使用量を減らしている
- ウェブサイト:株式会社ネクアス
- オンラインショップ:tamakara~卵の殻からうまれたフィルムプランター~
もみっくシリーズ(株式会社ニチリウ永瀬)
![エコ素材プランター もみっく](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2122/10/momic.png)
画像出典:もみっく環境配慮型ポット&プランター
- サステナブルポイント:米のもみ殻を約51%配合し、プラスチックの使用量を減らしている
- ウェブサイト:株式会社ニチリウ永瀬
- 商品の詳細を見る:楽天 Amazon Yahoo
パピエエコプランターオーバル(八幡化成株式会社)
![エコ素材プランター パピエエコプランターオーバル](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2122/10/paierecoplanter.png)
画像出典:八幡化成株式会社
- サステナブルポイント:紙の端材を使い、プラスチックの使用量を減らしている
おわりに
家庭菜園に使える100%プラスチックフリーのプランターはまだ少ないのですが、プラスチックの使用量を削減したプランターは以前に比べ増えてきました。身の回りのことすべてを環境に優しいことにすべてシフトするのはハードルが高く感じますが、野菜づくりにおいてもまずは無理なく自分にできることから少しずつ始めてみることがポイントです。サステナブルな菜園ライフが楽しめますように。
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![](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2022/02/db5a524978b8d521169683f3e624c07a-150x150.jpg)
中池 梓
![](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2022/02/db5a524978b8d521169683f3e624c07a-150x150.jpg)
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