ハーブで虫よけ!どんな虫に効果がある?初心者にも育てやすいおすすめハーブを紹介

梅雨から夏にかけては、虫をよく見かける季節です。「家の中に虫が入ってきて困っている」「できれば環境にやさしい方法で対策したい」——そんな方におすすめなのが、虫よけ効果のあるハーブを使った防虫対策です。この記事では、初心者でも育てやすく、虫よけ効果が期待できるハーブをご紹介します。

虫よけ効果のあるハーブとは?

ハーブの中には、「忌避効果(きひこうか)」と呼ばれる虫よけ効果を持つ種類があります。この忌避効果は、ハーブに含まれるシネオール、メントール、カンファーなどの成分によるものです。これらの香りは人間にとっては爽やかで心地よいと感じられる一方で、虫にとっては不快なにおいとされています。

どんな虫に効果があるの?

忌避効果のあるハーブを嫌う虫としては、ハエや蚊、ゴキブリなどさまざまありますが、ハーブの種類によって、効果のある害虫の種類が異なります。どんな虫を対象にしたいかという点でハーブを選ぶのも一つです。

虫よけ効果のあるおすすめのハーブ紹介

初心者にも育てやすい虫よけ効果のあるハーブ6つを紹介します。虫が気になるベランダや庭、玄関などで育ててみましょう。特定の虫に困っている方は、ハーブの種類と対象害虫に注目しながら選んでみてください。
※ハーブの効果は虫除けで、殺虫効果はありません。

ペパーミント


ペパーミントは、シソ科ハッカ属のハーブです。爽やかな香りが特徴で、料理をはじめいろんな場面で使われている人気のハーブです。ミントにはメントールという清涼感のある香りの成分が含まれており、特にペパーミントに多く含まれています。

  • 対象害虫:蚊、アリ、ゴキブリ など
  • 植える時期:春・秋
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ラベンダー


ラベンダーは、シソ科ラベンダー属のハーブです。甘い香りが特徴で、エレガントな紫色の花を咲かせ、ハーブの女王としても有名です。ラベンダーに含まれるフローラルの香りがするリナロールは虫よけ効果が期待できます。また、ラベンダーにはリラックス効果もあります。

  • 対象害虫:蚊、ハエ、ガ、ダニ、ノミ など
  • 植える時期:春・秋
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ローズマリー

ローズマリーは、シソ科アキギリ属のハーブです。フレッシュな香りが特徴で、料理や香料など幅広く利用されています。特に肉料理との相性が良くおすすめです。ローズマリーには、スッキリとした香りのカンファーが含まれており、防虫効果が期待できます。

  • 対象害虫:蚊、ハエ、ダニ、ノミ など
  • 植える時期:春・秋
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タイム

タイムは、シソ科イブキジャコウソウ属のハーブです。香り豊かなため、さまざまなジャンルの料理で活用され、特に魚料理との相性が良いとされています。タイムには、爽やかな香りのチモールが含まれており、防虫効果が期待できます。

  • 対象害虫:ゴキブリ、蚊 など
  • 植える時期:春・秋
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バジル


バジルは、シソ科メボウキ属のハーブです。料理のアクセントとなるような香りは、さまざまな料理で活用され身近なハーブの一つです。バジルには、甘みのある爽やかな香りのシネオールが含まれており、防虫効果が期待できます。

  • 対象害虫:蚊 など
  • 植える時期:春
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ゼラニウム

ゼラニウムは、フウロソウ科ペラルゴニウム属のハーブです。ゼラニウムには、シトロネロールとテルピネオールという成分が含まれており、防虫効果が期待できます。花の色や形も種類が多く、ハーブとして活用するだけでなく、見て楽しむこともできます。

  • 対象害虫:蚊 など
  • 植える時期:春・秋
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その他

今回紹介したハーブ以外にも、虫よけの効果があるハーブがあります。気になるハーブがあれば、一度ハーブの香りを試してみるのも良いかもしれません。