プリスティンの新プロジェクト「CoTToN BANK」始動 あなたの育てた綿がTシャツに生まれ変わる

オーガニックコットンを使ったサステナブルなライフスタイルブランド「PRISTINE(以下 プリスティン)」は、2025年5月より新たな取り組み「CoTToN BANK(以下 コットンバンク)」をスタートします。

コットンバンクは、自宅で育てた綿や、長年使って役目を終えたプリスティン製品を回収し、ポイントに交換できるという循環型の仕組み。ポイント数に応じて、国産綿を使用した特別な製品と交換することができます。

この取り組みのきっかけは、プリスティンが2015年から始めた「5.10コットンの日」に店舗に来た方や学校、福祉施設に綿の種を配布していたことでした。配布していた綿の種を、自宅で育てた方々が、収穫した綿を店舗に持ち寄るようになり、「せっかく育てた綿を何か形にして届けられたら、もっと喜んでもらえるのでは」——そんな思いから、コットンバンクは誕生しました。

今後は、コットンバンク参加者限定のイベントや、製品ができるまでの背景を知る体験を通して、衣服の一生を身近に感じる機会を設けて、この取り組みが、日本各地での綿花栽培の活性化にもつながることを目指しています。

プリスティンでは、一枚の製品が、気候変動を抑え、地球の未来にまで繋がっているということに向き合い、「始まりは土、そして種」という想いのもと健康な土壌に回復させながら綿花を栽培、纏う服をつくる「国産綿復活プロジェクト」を行っています。

1994年に茨城県八郷町で綿づくりをはじめ、2011年の東日本大震災を機に、福島を中心に本格的に綿花栽培を開始。現在は全国37拠点で綿づくりを行っています。日本の繊維自給率ゼロを1%に引き上げることを目指し、2030年までに本プロジェクトで生産した綿をプリスティン製品に2%使用すること、さらに2050年までに国産綿と再生原料の使用率を50%にすることを目標としています。

4月9日(水)よりプリスティンオンラインショップで国産綿を混紡した「Do CoTToN」プロダクトが販売されます。製品の一部には2023年に国産綿復活プロジェクトで収穫した綿を使用しています。製品には「わたの種袋」と「育て方の説明書」がついており、このTシャツをきっかけに、さらに綿花栽培が活性化することを目指しています。

わたの種でつながる国産綿Tシャツ(わたの種袋つき)

わたの種でつながる国産綿ローゲージリブソックス(わたの種袋つき)

わたの種からはじまる物語が、めぐりめぐって、もう一度あなたの暮らしに寄り添う一枚になる。プリスティンのコットンバンクは、そんな循環の一歩をともに歩むプロジェクトです。土に触れ、綿を育てることで、ものづくりの背景や地球とのつながりをより深く感じてみませんか。

コットンバンク概要

開始時期:2025年5⽉~
内容:コットンバンクは、お客さまが育てた綿や、役目を果たしたプリスティン製品の回収でポイントを貯めて、貯まったポイントの数によって国産綿が使用された製品と交換できる、コットン循環の仕組みです。

コットンバンク支店一覧

1. 本 店|東京都新宿区大京町31 二宮ビル1F プリスティン本店
2. 自由が丘支店|東京都目黒区自由が丘2-15-24 プリスティン自由が丘店
3. 吉祥寺支店|東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-5 スプリングハウスビル103 プリスティン吉祥寺店
4. 京都支店|京都府京都市中京区久遠院前町 673-1 2 階 プリスティン京都店
5. 熊本支店|熊本県熊本市中央区中唐人町16 ピュアリィ西館 1 階 プリスティン熊本店
6. 黒潮町支店|高知県幡多郡黒潮町入野 砂浜美術館

【参照サイト】PRISTINE
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Life Hugger 編集部

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