1893年に創業者の御木本幸吉が真珠の養殖を世界で初めて成功させてから今年で130年を迎えた、日本を代表するハイジュエリーブランドのMIKIMOTO(ミキモト)。2023年7月17日にはその記念プロジェクトの第3弾となる「FISH LETTER(フィッシュ レター)」をスペシャルサイトで公開した。
MIKIMOTOは真珠養殖に成功したその日から、美しい海を守り、自然と共生することを大切にしてきた。養殖工程におけるすべての排出物を有効活用する「ゼロエミッション型真珠養殖」など、さまざまなサステナビリティ実現のための取り組みをおこなっている。
今回公開されたFISH LETTERは、多くの人に豊かな海の大切さや環境問題へ目を向けてもらうきっかけとして企画されたデジタルメッセージサービスだ。カタカナ・英数字・記号を使用して作られたメッセージが、総勢40匹以上のさまざまな海の生き物の形となってインタラクティブな海の世界へ泳ぎ出すという内容。この海の生き物たちはMIKIMOTOの真珠養殖場がある英虞(あご)湾に実際に生息する魚を中心としている。
メッセージは特定の誰かに直接送ることも、一般公開を選択して海へ放つことも可能。また海に泳いでいるメッセージをタップするとユーザーの作成したメッセージを見ることもできる。メッセージが多様な種類の魚の形に生成され、その魚が集まることでデジタル上に想いの海が完成する様子を眺めながら、海の恩恵に感謝できるのではないだろうか。
海洋環境の保護・保全に貢献するため、海洋研究に対する6,000万円の追加助成も決定したMIKIMOTO。みなさんも豊かな海を未来に繋げていく思いや大切な人への思いを、ぜひメッセージとして綴ってみてはいかがだろうか。
【参照サイト】FISH LETTERスペシャルサイト
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