1995年の電気事業法改正をきっかけに始まった電力自由化は、2016年から「低圧」に分類される一般家庭や商店にも拡大し、電力会社が自由に選べるようになった。2016年以降、電力会社の見直しをおこなった方も少なくはないだろう。
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社が、同社が個人向けに提供している電気料金プラン選択サポートサービス「エネチェンジ・マイエネルギー」内にて、新機能「マイエネルギーナビ」をリリースした。
マイエネルギーナビは、電力会社を変更しても継続的に電気の使用量や料金確認が可能となる機能で、効率よく節電が可能になる。
同社は2023年10月より、スマホ等で30分ごとの電気使用量を確認できる「スマートメーター」のデータを活用し、生活者をサポートするサービス「エネチェンジ・マイエネルギー」を提供している。
第1弾(2023年10月リリース)は、電力データの過去の使用量実績から、電気料金プランを自動的にシミュレーションしてくれる「マイエネルギースイッチ」だ。利用中のプランが最適でない場合に、新しい電気料金プランの提案もしてくれる。
第2弾が、今回リリースされた「マイエネルギーナビ」だ。家庭で契約している電力会社を変更しても、スマートメーターのデータ取得が継続され、電気使用量や電気料金が確認できる。
日別(月間表示)や時間帯別の電気使用量表示を切り替えたり、特定の期間を選択して電気使用量や電気代を月単位・年単位で、異なる電力会社同士で比較するといった使い方も可能だ。
契約エリア、契約プランも確認できるので、契約内容や使用量を一括把握しながら、計画的に電気使用量を節約できる機能となっている。
PC画面とスマホ画面で表示も変更されるので、いつでもどこでも詳細をチェックできる。使用量に変化があった日や多い月、少ないシーズンなど、自宅の電気使用量の傾向をみながら、最適な料金を検討してみよう。
2024年上旬頃に第三弾として「マイエネルギーアラート」というサービスもリリース予定だ。これにより使用量が増えたときや使い方が変わったとき、節電情報や電気の使い方のアドバイスとともにアラートが届くようになる。
電力会社ごとに、さまざまなキャンペーンやリーズナブルなプランを販売している。筆者も定期的に見直しを実施しているため、電力会社やプラン、期間を横断して比較検討できる機能は魅力的だ。
近年では再生可能エネルギーなど環境負荷の少ない電力を提供しているサービスもあり、乗り換えを検討している家庭もあるのではないだろうか。
気になる人は、ぜひENECHANGEの「エネチェンジ・マイエネルギー」もチェックしてみよう。
【参照サイト】ENECHANGE株式会社
斉藤雄二
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