Fun Standard(ファンスタンダード)株式会社は、令和6年能登半島地震の発生を受け、防災意識の向上と被災地支援のためのプロジェクト「『1% for 能登半島』プロジェクト〜未来ではない『もしも』に備えて〜」(以下、1% for 能登半島)への参加を発表した。
同社からは、折りたたみ式防災トイレ「PYKES PEAK(パイクスピーク)簡易トイレ」を該当アイテムとして提供する。
「1% for 能登半島」プロジェクトとは、参加企業が独自の防災アイテムを利益ゼロで市場に提供し、売上の一部を被災地に寄付するという支援活動だ。
「自社で指定する製品は防災アイテムであること」や「その普及を目指すこと」「売上の一部を必ず被災地の支援と復旧に直接寄付すること」、「利益は取らないこと」などが盛り込まれており、生活者の防災意識向上と被災地への支援を同時に実現するための活動となっている。
Fun Standardが指定した「PYKES PEAK 簡易トイレ」は、子どもや高齢者、障がいを持つ人でも座りやすい、高さ約30cmの折りたたみ式の防災用簡易トイレだ。
縦横の幅は大人の男性でも広々と座れるほどの大きさがあり、耐荷重も150kgまで対応しているので、ゆったり使用できるサイズとなっている。
カセットコン程度の大きさまで折りたたむことが可能で、普段はコンパクトに収納しておける。処理袋が12枚付属しており、丸洗いもできるので、キャンプ時でも活躍しそうだ。
価格はAmazonで2,980円(税込)、「1% for 能登半島」プロジェクトの参加期間は2024年1月22日(月)〜2月29日(木)となっている。
筆者も過去に、自然災害による断水被害を経験しているが、トイレが使えない、排泄できない状態は、想像以上に辛い。水や食事も取りにくくなり、さらに状況を悪化させる原因となる。
近年の大きな災害被害を見ると、東日本大震災で約5カ月間、熊本地震では約3カ月半間の断水が続いたという。そして、能登半島地震では3週間以上経った今(※1月26日現在)も断水が続いている地域がある。
今回の活動に賛同する人はもちろん、被災地への寄付を検討中の人や自宅の防災グッズを見直したい人も、この機会にぜひ検討してみてはいかがだろうか。
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斉藤雄二
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