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ミズノの野球バットをフライパンへアップサイクル！SWING PAN 誕生

SWING PAN

野球で使われるバットは、製造時に木の節（ふし）があると折れやすくなり、商品として販売できないことをご存知だろうか。しかし、このたびそのような不適合材をアップサイクルした、ユニークな商品が誕生した。

藤田金属株式会社は、ミズノ株式会社が製造するベースボールバットの不適合材を取っ手に使用したオリジナルフライパン「SWING PAN」を開発。FRYINGPAN VILLAGEのサイト内にて、数量限定で販売する。

ミズノの木製ベースボールバットは、使用するプロ野球選手に合わせ、ミズノテクニクス株式会社の職人たちの手によって、1本1本をミリ単位で削りながら製造されている。だが、使用する木材によっては、どうしても木の節が出てくる場合がある。節があるとバットが折れやすくなり、商品として販売できない状況があった。

SWING PAN

取っ手部分に生まれ変わった木材

SWING PAN

アップサイクルした取っ手部分

この販売できなくなってしまった木製バットを使用した「SWING PAN」は、20cmと26cmの2サイズで展開する。木材の種類は耐久性に優れたメイプルで、経年変化を楽しむことができる。さらにフライパン部分は鉄製であるため、使うほどに味や深みが出て、長く大切に使える一本になること間違いない。

「本来球場でプロ野球選手に振ってもらうはずだった木製バットが、台所でフライパンを振るための道具へ。」という視点にもストーリー性があり、おもしろい。

SWING PAN

20cmと26cmの2種類

上質な木材が廃棄されることなく生まれ変わった商品が気になったら、ぜひチェックしていただきたい。グリップしやすく、人の手に馴染む味わい深い取っ手によって、料理の時間がもっと楽しくなるだろう。

【参照サイト】FRYINGPAN VILLAGE
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mia

旅するように暮らす自然派ライター／オーガニック料理ソムリエ ・アロマ検定一級 | バックパックに暮らしの全てを詰め込み世界一周。4年に渡る旅の後、AUSに移住し約7年暮らす。移動の多い人生で、気付けばゆるめのミニマリストに。 ライターとして旅行誌や情報誌、WEBマガジンで執筆。現在は自然に沿った生き方を実践しながら発信中。地球と人に優しい暮らしのヒントをお届けします。