再配達削減のためにできること!申し訳ないと思ったらコレをやってみて

再配達

最近、オンラインショッピングの利用が増加しており、それに伴い宅配便の件数も大幅に増えています。その結果、再配達の回数も増加し、二酸化炭素の排出量の増加や、配達員不足が深刻な問題となっています。そこで本記事では、再配達を防ぐための方法をご紹介します。※今回ご紹介する方法は、書留や押印の必要がある荷物など一部の荷物には対応できない場合があります。

再配達って実際どう思われているの?配達員の本音とは?

その日に配るべき荷物は、その日中にすべて配達しきりたいというのが、配達員の本音です。再配達は、ただ余分に仕事が増えた状態だと感じてしまいます。なぜなら報酬が発生しない上に、配達スケジュールも崩れてしまうからです。

再配達は報酬なし

特に宅配ドライバーの場合、1個の荷物を配達することで報酬が発生します。そのため、2回配達しても報酬は1個分。実質報酬なしで、配達を行なっている状態となるのです。

時間指定があると、さらに時間のロスに

たとえ1件の時間指定でも、10分以上の時間ロスになることは珍しくありません。
例えば、午後の配達ルートのお宅に午前指定の荷物があった場合、荷物を届けた後に再度通常配送ルートに戻ってくる時間が発生します。

実は不在票を入れる前に、何度か訪問していることも

不在票を切る前に、1度もしくは2度ほど訪問しているケースがあることは、あまり知られていない事実かもしれません。例えば、1回目に不在の場合には不在票を切らずに、帰りにもう一度寄ってみるといった具合です。

再配達が申し訳ないと思ったときの対策!できること9選

再配達

再配達してもらうことに申し訳なさを感じる方もいるでしょう。ここでは再配達を防ぐためにできることを9つご紹介しますので、できることを実践してみてください!

1. 置き配を利用する

置き配を利用すれば、不在票が切られる心配がありません。さらに受け取る手間がかからず、対面する必要もないため、荷物の受け取りを気楽に行えるようになります。

2. 宅配ボックスを設置

宅配ボックスを設置すれば、通常の置き配よりも安全に荷物を受け取れます。盗難や近隣の方に荷物を見られるのが嫌だと感じる場合は、宅配ボックスがおすすめです。

宅配ボックスを選ぶときは、複数投函可能なものを選ぶようにしましょう。なぜなら複数の荷物が届いた際に宅配ボックスに入れられないと、不在票を切られてしまうからです。

3. OKIPPAの設置

宅配ボックスだと手軽さがないと感じる方は、OKIPPAもおすすめです。OKIPPAはバッグタイプの簡易的な宅配ボックスです。玄関に折り畳んだ状態で吊るしておけるので、場所をとりません。特にマンションやアパートなど、玄関前のスペースがない場合に重宝するでしょう。

【商品詳細】楽天公式サイト

4. 置き配プレートをつける

置き配プレートをつけることで、在宅中であっても置き配してもらえます。在宅ワーク中で出られない場合や、お風呂に入っていて出られない場合でも、不在票を切られることがありません。

5. 「宅配便ロッカー PUDOステーション」の利用

PUDOステーション(宅配受取ロッカー)を利用するのも一つの手です。駅やコンビニなど公共の場所に設置されていて、24時間いつでも受け取ることができます。

ただし利用できるサービスが限られるので注意してください。利用できるのはメルカリ・Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションです。

【参照サイト】宅配便ロッカー PUDOステーション

6. 営業所留め(郵便局留め)にする

営業所留め(郵便局留め)にしておけば、自分の受け取りたいタイミングで荷物を受け取れます。営業所が自宅近くにあったり、帰宅途中で寄れたりする場合におすすめです。

7. 時間指定できる場合は、確実に在宅できる日時を指定

基本的なことではありますが、確実に在宅できる日時を指定することで、不在票を切られるリスクを軽減できます。休日に設定する場合は、ご自身の起床時間も考慮するようにしましょう。

8. Amazonロッカーを利用

Amazonで商品を購入する場合は、Amazonロッカーの利用も一つの手です。ただし、3日以内に受け取る必要があることに要注意。受け取らなかった場合は、商品が返送されてしまいます。

【参照サイト】好きな時にAmazonの商品を受け取れるAmazonロッカーの使い方

9. 配達員に「不在時は置き配でいいよ」と伝えてみる

配達員とよく顔をあわせる方は、口頭で「置き配してほしい」旨を伝えるのもいいでしょう。ただし、配送業者もしくは配達員によっては断られてしまうこともあります。決して嫌だからという私情ではなく、盗難のリスクを避けることが目的です。

在宅しているのに不在票を入れられないための注意点

在宅しているのに不在票を切られてしまったという経験がある方もいるでしょう。在宅時に不在票を切られると、荷物を受け取れないだけでなく再配達を依頼する手間もかかりデメリットしかありません。

在宅時に不在票を切られてしまわないための注意点をお伝えしますので、荷物を受け取る際に注意して実践してみてください。

できる限りインターホンが聞こえる位置で待つ

家の中のすべての場所で、インターホンの音が聞こえるわけではありません。音源から遠い部屋にいたり、ドアを閉めていたりすると聞こえないことがあります。

荷物が届くことがわかっていたり、時間指定をしたりした場合は、インターホンの聞こえる位置にいるようにしましょう。

少し出るのが遅くなる場合は、その旨をまず伝える

たとえ在宅中であっても、配達員が在宅していると気づかなければ不在票を切られてしまいます。そのため、まずは在宅している旨を伝えるようにしましょう。

物音や足音などで、在宅していることをアピール

物音や足音などによって、配達員に在宅であることを伝えるのもおすすめです。在宅だということが伝われば、多少出るのが遅れたとしても待ってもらえる可能性が高まります。

まとめ

本記事では、配達員の本音と再配達を防ぐための方法をご紹介しました。ご紹介した方法をぜひ実践してみてください。

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Yuta Yoshikawa

愛知県在住、Webサイト運営・Webライター。「コーヒーで読み解くSDGs」という本に出会い、コーヒーひとつでSDGs17の目標すべてに貢献できることを知りました。それからは、大好きなコーヒーを中心にエシカル消費やゼロウェイストを楽しんでいます。また、最近は、愛犬と一緒にサステナブルな生活を目指しています。