“気軽に履けるおしゃれな靴。そして環境に優しい”をテーマにしたサステナブルシューズブランド「Öffen(オッフェン)」が東京・代官山に都内発の路面店「Öffen the House 代官山店」をオープン。シューズを手に取り、自分に合った一足を探せるだけでなく、梱包や内装に至るまでエシカルにこだわった、ブランドのコンセプトを体感できる場所となっている。

Öffenはゴミを出さないゼロ・ウェイストなモノ作りを軸に、環境に配慮した素材や製造方法で、地球にも履く人にとっても優しい靴ブランドを目指している。シューズのアッパー部分には使用済ペットボトルからリサイクルされた糸を使用。インソールはバイオベースで生物分解可能な素材で作られ、撃吸収性やリバウンド性に優れている。

またシューズに付属するシューキーパーは、トウモロコシやキャッサバのデンプン質から生まれた、植物由来の生分解性プラスチックが原材料に。これは生成時のCO2の排出量が少なく、コンポスターに入れると微生物の力によって最終的に水と二酸化炭素に完全に分解される。梱包では靴箱を廃止して、リユースを目的としたペーパーバッグを採用。観葉植物のプランターカバーや野菜の保存袋などに再利用することを提案している。

国内の実店舗としては、神戸の「Öffen Kitano House 北野店」、兵庫県西宮市の「Öffen fitting salon」に続く3店舗目となる「Öffen the House 代官山店」では、Öffen初となるオリジナルのオーガニックコットン靴下も発売。付属しているシューズバッグと同素材のオリジナルパッケージは、小物入れとして何度でも再利用可能だ。
内装においては、以前この場所にあったテナントの残置物の一部をアップサイクルして什器として活用。シューズはもちろん、店舗にある物ひとつひとつにこだわり、ブランドのコンセプトやエシカルなストーリーを体感できる「Öffen the House 代官山店」。代官山を訪れた際には、ぜひ、Öffenの世界観が詰まった、心地の良い空間に立ち寄ってみてほしい。
【関連ページ】ラクに履けて地球にもやさしい。サステナブル素材のパンプス8選
【参考サイト】ffen(オッフェン)公式通販サイト


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