母の日のギフトにも。KAPOK KNOT HOME(カポックノット ホーム)で、人にも地球にも心地よい暮らしを手に入れよう

Kapok Knot

木の実由来の素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションブランド・KAPOK KNOT(カポックノット)がこの春スタートした、初のホームコレクション「KAPOK KNOT HOME(カポックノット ホーム)」。「家で使えるカポックのアイテムがほしい」というユーザーの声に答えて誕生した注目のアイテムとして、Life Huggerでもニュースとして紹介しました

カポックは東南アジアに自生する植物で、その実のワタはコットンの8分の1の軽さで、吸湿発熱の機能をそなえており、「薄くて軽くて暖かい」という衣類に求められる要素を兼ねそなえています。また、カポックの木は農薬を使わずに少量の水で栽培できて木の伐採も必要ないため、環境配慮の面でもすぐれた素材です。

今回は「KAPOK KNOT HOME」の春夏アイテムが揃う、渋谷にある「KAPOK KNOT MIYASHITA PARK STORE」を訪問。軽くて温かいカポックを使ったブランケットを実際に手に取ってみた感想などをレポートします。

KAPOK KNOT(カポックノット)とは

Kapok Knot
カポックノットは、老舗アパレル企業の4代目を継承する予定の深井喜翔氏が創業したブランド。繊維業界に身を置くなかで、大量生産・大量廃棄という業界の負のシステムを見直し、「消費者」「生産者」「環境」の3つの視点に立った製品づくりを目指したいという思いのもと立ち上げたブランド。

“Blur the line”のコンセプトのもと、コットンの8分の1の軽さ、吸湿発熱という機能を備えたカポックに着目し、国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、シート化に成功。アニマルフリーかつサステナブルなこの新素材を使用し、これまでにアウターを中心としたさまざまな製品を世に打ち出しています。

KAPOK KNOT HOMEの春夏コレクションを実際に手に取ってみた

Kapok Knot
今回は、MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)にある「KAPOK KNOT MIYASHITA PARK STORE」にて、カポックジャパンのCBO/デザイナーの満汐国明さんに、KAPOK KNOT HOMEのアイテムを紹介していただきました。

今回の春夏コレクションに登場したのは、カポックを使った軽くて温かいブランケット3種類。そのうちの一つ、KAPOK KNOTのアウターと同じEthicak Down Kapokを使った寝具が、「KAPOK Sleep Ket(カポック スリープ ケット)」です。表地と裏地には、環境にやさしいサステナブル素材であるテンセルが採用され、さらっとした肌触りに仕上がっています。

とにかく薄くて軽いブランケットなので、春夏であれば1枚掛けとして、秋冬は他の寝具と重ねて使うなど、1年中活躍してくれそうです。ベーシックな色合いのデザインはリバーシブルになっているので、季節や気分で簡単に部屋の雰囲気を変えてくれるアクセントにもなりそうです。

次に紹介するのは、少し肌寒いと感じる日など家の中の羽織にも、ちょっとしたお出かけにも使える「Wearable Blanket(ウェアラブル ブランケット)」。おしゃれなデザインで室内でも屋外でも楽しめる軽くて温かいファッションアイテムです。

昔の人が半纏を愛用していたように、ふわふわの羽織をうまく活用すれば、エアコンなどの暖房器具を使わなくても、寒さを凌いで室内で快適に過ごすことができるはずです。

表地にオーガニックコットンを使用した「Flying Blanket(フライング ブランケット)」はひざ掛けサイズでお出かけ時に持ち運ぶのにも便利なサイズです。満汐さん曰く「小さいお子さんのお昼寝時のブランケットや、オムツ替えの時に赤ちゃんを寝かせるシートとして購入される方も多い」とのこと。

子育てグッズはキャラクターがついていたり、ビビッドな色合いだったりで選びにくいことも。こちらのブランケットはベーシクな色合いと洗練されたデザインで、どんなインテリアにもマッチするのではないでしょうか。

親子でサステナブルファッションについて考えるきっかけに


ご自身も子育て世代だと言う満汐さん。今回のホームコレクションでは、子育て中の方が親子で使いたくなるようなアイテムを提案したいという思いがあったそう。

「ファッションへの感度や環境意識が高い子育て世代の方が安心して使えて、なお且つデザイン的にも洗練されたアイテムの選択肢はそう多くありません。子どもと使うものは、機能や安全面だけでなくデザインや環境面にもこだわリたいという方に選んでいただけるような商品を作っていきたいです。

カポック スリープ ケットを購入されたお客様からは、肌触りがよく、お子様が大変気に入っているという声が聞こえてきます。また、フライング ブランケットについては、お昼寝布団やオムツ替え時の敷物としても使いやすいと、おしゃれに子育てを楽しみたいご家庭に好評です」

満汐さんの説明を聞きながら、商品を手に取り見ていくなかで、KAPOK KNOT HOMEのブランケットに親子で触れることで、人も地球も心地よいサステナブルファッションについて、親子で考えるきっかけになるのではないかという期待を抱きました。

編集後記

渋谷・MIYASHITA PARKの直営店には、KAPOK KNOT HOMEのアイテム以外にも、新作のファッションアイテムが揃っていました。

店内には、東レの「エコディア®️N510」を採用した、100%植物由来のダウンアイテムも

カポックの軽さや温かさを体感することができるので、機会がある方はぜひ店舗に足を運んでみることをおすすめします。それぞれのアイテムの特徴やお手入れ方法など、スタッフの方が丁寧に教えてくれます。

今週末の母の日のギフトに悩んでいる方は、植物性のサステナブル素材であるカポックの「心地よい温かさ」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

カポックノット販売店舗

・KAPOK KNOT MIYASHITA PARK STORE
(東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 2F)


・KAPOK KNOTオンラインストア
https://kapok-knot.com/

【参照ページ】カポックノット
【関連ページ】カポックの木の実を使ったサステナブルブランド「KAPOK KNOT」初のホームコレクションを発表

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Life Hugger 編集部

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