生活者の毎日の暮らしの中の「お買いもの」を通じて、身近な社会を良くしていくというプロジェクトが9月1日スタートする。対象店舗で対象商品を「d払い(コード決済)」で購入すると、購入額の1%が購入者自身の選ぶ社会貢献団体へ寄付され、購入者にもdポイント(期間・用途限定)で最大10%還元される。
さらに、参画メーカーも対象売り上げの1%を社会貢献団体へ寄付するという取り組み。プロジェクト名は「Shopping for Good プロジェクト」で、第1弾(9月1日~9月30日)は花王株式会社、ネスレ日本株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社電通の4社、流通企業20社が参画する。
参加方法は、プロジェクト期間中に、対象店舗でd払いの支払いで、花王またはネスレの対象商品を合わせて1000円(税込)以上購入すると、対象商品の購入額の1%が、購入者が選ぶ社会貢献団体へ寄付される。購入者には後日、dポイントが進呈される。
寄付先は、プロジェクトサイトの選択のページで、自身が応援したい社会(寄付先)を5つのテーマから選ぶことができ、READYFOR株式会社の協力のもと、それぞれの社会の実現に向けて活動を行う社会貢献7団体へ寄付できる。
テーマと団体は「子供がいきいき学べる社会」の認定特定非営利活動法人カタリバ、「さまざまな人が活躍できる社会」では認定NPO法人サービスグラント、認定特定非営利活動法人育て上げネット、「安心して子育てできる社会」の特定非営利活動法人フローレンス、「ペットがしあわせに暮らせる社会」で、認定NPO法人ピースウィンズジャパンと公益財団法人どうぶつ基金、「自然とともに生きられる社会」で公益財団法人日本自然保護協会。
同プロジェクト推進委員会は「一人ひとりが身近な“お買いもの”を通じて社会貢献を身近に感じられるきっかけを作り、参画企業と共にサステナブルな社会を実現していくための一助になりたい」としている。寄付先を自身で選定するという方式には「社会を自身の消費行動で少しずつ変えていく体験をしてもらうことで、お買いものをする際に、商品の品質・価格だけでなく、社会への関わりを考えるきっかけになれば」という狙いがある。
対象商品は、花王商品全品(キュレル、ソフィーナ、カネボウ化粧品除く)、ネスカフェレギュラーソリュブルコーヒー(瓶、エコ&システムパック各種)、ネスカフェゴールドブレンド(ボトルコーヒー各種)、キットカット ミニ(紙パッケージ 大袋製品各種)で、紙パッケージ大袋製品以外のキットカット、ネスカフェスティックコーヒー各種、エクセラ ボトルコーヒーなどは対象外。
プロジェクト発足に伴い、本プロジェクトのコンセプトや仕組みを紹介するアニメーションムービーを制作、公開する。監督は「君の名は。」のCGクリエイターとして参加し、2022年5月に公開され話題となった直木賞作家・辻村深月の小説を実写映画化した「ハケンアニメ!」で監督を務めた吉野耕平氏。オリジナル楽曲「お買いいもの」のうたに合わせて、本プロジェクトが目指す未来を描いている。
※本記事は、株式会社ハーチが運営する、「未来がもっと楽しみになる」をコンセプトとする金融・投資メディア「HEDGE GUIDE」からの転載記事となります。
【関連サイト】お買いいもの~It’s Shopping for Good.~
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