2030年までに国連が掲げるSDGsの達成を目指し、食料や農林水産業に関わる持続的な生産消費の達成を目指す「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」(以下 あふの環プロジェクト)をご存じだろうか。
一つの企業の取り組みでは解決困難な問題を、複数の企業・団体がそれぞれの強みを活かして協力し合い、サステナウィークのほか、勉強会や交流会、サステナアワードなどを実施するこのプロジェクト。「スペンドシフト~サステナブルを日常に、エシカルを当たり前に!~」を合言葉に、今の世代はもちろん、次の世代も豊かに暮らせる未来の創造へと導く。
このプロジェクトの一環として、2021年9月18日(土)~28日(火)の期間にサステナウィーク「未来につながるおかいもの」が開催される。毎年9月下旬の国連総会開催時期に合わせて実施されるサステナウィークでは、日本各地でサステナブルな商品やサービスをPRし、一つの組織の力で解決しようとするのではなく、互いに強みやノウハウを持ち寄って、課題解決を目指している。今回は「見た目重視から持続性重視のおかいもの」への移行を目指す。
今回開催されるイベントの一例を紹介しよう。
・「顔が見える食品。」の取組紹介/株式会社イトーヨーカ堂
9月10日(金)~10月4日(月)の期間中、店頭で販売される食品の生産者が、店頭やWeb広告を通じて想いや取り組みを伝える。
・ FARM & ART FEST立山農芸祭21/白雪農園
9月26日(日)、放牧場に農家やアーティストが集まり、農と芸、また秋の恵みを披露する。屋外LIVEのほか、地場農産物も会場に並ぶ。
・キリン・スクール・チャレンジ ツイッターキャンペーン/キリンホールディングス株式会社
今年は「FSC認証とレインフォレスト・アライアンス認証」をテーマに、中高生が同世代に訴えたい内容を「スケッチブック・リレー」として制作し、共催のこども国連のツイッターアカウントで投稿する企画。最もリツイートの多かったチームが優勝となる。期間は9月8日(水)~10月8日(金)。
このほかの取組みやイベントについては、あふの環2030ホームページより確認できる。まだ、はじまったばかりのあふの環プロジェクトに、いち早く参加してみてはいかがだろうか。
【参照サイト】あふの環2030プロジェクト
河端 麻紀
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