株式会社ロッテは、プラスチック資源の循環型社会実現に向け、スーパーマーケット「ライフ」と連携し、使用済みガムボトル容器の回収・リサイクルの実証実験を6月より開始した。
回収した容器はリサイクルペレットに加工され、ライフの店舗で使用するミニ買い物カゴに活用していく予定だ。
実施店舗は、ライフ押上駅前店、錦糸町駅前店、大崎ニューシティ店の3つだ。専用の回収ボックスを設置し、9月30日(月)までとなっている。
実証実験開始に合わせ、6月29日(土)には、ライフ押上駅前店にて親子向け食育イベントも開催する。とくに、噛むことの大切さを伝えながら、容器包装のリサイクルについても楽しく学べるイベントになるとのことだ。
参加費は無料だが、募集人数が決まっているので注意しよう。
【イベント概要】
- 場所:スーパーマーケット ライフ セントラルスクエア押上駅前店
- 日時:2024年6月29日(土)10:30~、13:30~(同じ内容で二回開催)
- 募集人数:各回6組12名
- 申込方法:店舗サービスカンターにて事前申込 ※先着順
- 参加費:無料
ロッテはこれまでも、プラスチック資源循環に向けて積極的に取り組んできた。昨年9月には、オフィスなどで使用済みガムボトル容器を回収し、ボールペンマーカーにリサイクルする実証実験も実施している。
今回の取り組みは、過去の経験を活かし、生活者たちも巻き込んだ新しい取り組みとなる。
プラスチックの分別回収を、資源循環における重要な課題のひとつだ。とくに食品分野では、衛生面や輸送面の安全性、コストパフォーマンスなどを考慮すると、まだまだプラスチックに頼らざるを得ない部分も大きい。
同社は本取り組みを通じ、プラスチック容器包装の分別回収をより有効なかたちで社会に実装していくための課題整理をしていきたいとしている。
そのためには、私たち生活者の協力は不可欠だろう。実施店舗が近くにある人は、ぜひ専用回収ボックスを探してみて欲しい。
【参照サイト】使用済みガムボトル容器回収リサイクルの実証実験を開始
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斉藤雄二
「フレキシタリアン」を実践している静岡在住のWebライター。これまでモノ系、テクノロジー、サイエンス、ビジネス、ファッションといったジャンルで執筆してきました。趣味は読書とフィットネスと料理。最近は愛車のfiat500でドライブに出かけるのが楽しみです。
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